アーカイブ
2019.05.15
「京都ミライマツリ2019」の学内プロモーション企画を運営する学生にインタビュー!
この企画が現在学内で展開(24日まで)されています。
今日はその「京都ミライマツリ2019」(以下:「ミライマツリ」)のプロモーション企画実行を運営している中心メンバーの皆さんに集まっていただき、話を伺いました!みんなとにかく頭がキレる!
<お話を伺った学生の皆さん>
鈴木結香さん、阿部真那実さん、梅田一平さん、藁科雄斗さん、安田美咲さん(全員3回生)
***
藁科:実はここにいるほとんどが中村彰憲先生の「企業連携プログラム」の前に開講されていた「プロデュース実習Ⅱ」(担当:中村彰憲教授)の受講生なんです。「プロデュース実習Ⅱ」はミライマツリに若者を呼び込むためのプロモーション企画を立案して、コンペ形式でプレゼンしていき、最終的にどういった企画にするかを松竹さんに審査いただくところまでが授業でした。
それで、僕たちの企画を最終的に実行しようということになって、この4月から開講されている「企業連携プログラム」で具体化をしているといった流れです。企画の立案までだけで終わるのはちょっと自分としても中途半端なので、最終の実行まで携わって見届けたいと思って受講しました。
-どういった企画か具体的に教えてもらえますか。
鈴木:私と藁科くんは結局2つある企画実行班のリーダーに選ばれました。一つが私の班で食堂とのコラボ企画です。ミライマツリのための特別メニューを考案して提供したり、特別仕様のお箸を配布したりします。学内でより多くの学生の目に留まるようにプロモーションしようとすると、学食でPRするのが一番効果的だと考えました。
安田:私は「企業連携プログラム」の受講生ではないのですが、鈴木さんにお誘いを受けて、食堂に掲出するポスターのデザインを任されました。
藁科:僕たちの企画は「SNS映え」を意識したブース展示企画です。東側芝生広場にテントを張って、そこで写真に撮りたいと思わせるようなミライマツリに関する展示をおこない、チラシなどを配布します。この企画にも受講生以外のデザイン担当の映像学部生に協力してもらっています。映像学部にはこういった分野が得意な子が多くて本当に助かります。
阿部:メニュー名やポスターデザインなどを決める時に、クライアントである松竹さんと協力いただく生協さんから色々な条件提示があり、それをクリアしつつ発案していかなければならないところに苦労しました。
安田:特に今回は南座が祭りの会場です。「南座といえば『歌舞伎』」ということもあって、できれば歌舞伎を連想させるようなメニュー名や色合いなどを積極的に使いたかったのですが、伝統文化固有のものを安直にそういったPRに使用することはNGだということでした。驚きの連続でした。
鈴木:松竹さんからプロモーション活動における「歌舞伎リテラシー」とは何かをたくさん教わりました。松竹さん的にOKでも、生協さん的にNGだったりということもありましたね。
阿部:要望と制約のパラダイス状態でしたね笑
藁科:ブース展示でも、「祭りっぽさ」と「SNS映え」と「歌舞伎リテラシー」のせめぎあいが結構ありました。ミライマツリ的には、伝統文化の要素をそのまま使用するのはNGで、「未来的なもの」を発信していきたいのですが、でも、かといって未来すぎるのもよくなくて、その絶妙なバランスを捉えるのに苦労しました。とても勉強になりました。
梅田:僕らはまだ「プロデュース実習Ⅱ」から受講しているので、この企画の意図や流れを理解していましたが、「企業連携プログラム」からいきなり受講してきた子たちはもちろん何もわからない状態なので、そういう人たちと一緒に運営していく際に理解の差や温度差を埋めるのに少し苦労はありましたね。
-ズバリ、今回の皆さんの獲得目標はなんでしょうか。
藁科:実行までのノウハウを身につけることに尽きます!スケジュール管理や予算、ほかにもマンパワーや対外対応など実現に向けたあらゆることをどれぐらいのさじ加減でどんな風にやればうまくいくのかということを実践を通して身につけることですね。
鈴木:もちろん今回のお題である「若者を『京都ミライマツリ』に呼び込む」ということの実現を最後まで見届けることも大事ですね。
開催中、彼ら受講生もボランティアとして祭りの運営にも参加しています!しっかりと若者の“大入”を目に焼き付けて来てくださいね!
皆さん、ミライマツリへのご来場はもちろんのこと、彼らの食堂でのコラボメニューやブース展示も是非お楽しみください!
アクセス・お問合わせ

