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2022.11.15

【新企画】映像学部の授業を知りたい! vol.1

vol.1 「コンテンツマネジメント概論」

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。

今回から始まるこの企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2022年度開講のカリキュラムです。2023年度は科目名称等が変更になる場合があります。

*****第1回『コンテンツマネジメント概論』*****

第1回は『コンテンツマネジメント概論』の授業内容に迫ります・・・!

Q.コンテンツマネジメント概論はどんな授業ですか?


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の講義は、映像学部の大きな学びのフィールドである「アート、ビジネス、テクノロジー」におけるビジネスに関わる知識と学び方の基礎を学ぶ入門科目です。
前半では、マンガやアニメ、ゲームに代表されるコンテンツ産業の成立と現状を概観し、特殊な情報産業としてのコンテンツ産業の性格と、この分野に固有のビジネスのあり方を理解します。また、インターネットを始めとする情報化の進展がもたらしている価値や文化の大きな変化、そしてその中でIT(情報通信技術)が重要な役割を果たしている状況を理解し、デジタル化するコンテンツ産業において有効なビジネスモデルをデザインする基礎力を養います。
後半では、前半のコンテンツ産業に関する学びをもとに、コンテンツ自体やその産業の現状を理解するための学術的な方法を学びます。哲学や社会学などの基礎的な思考法に加えて、統計学や社会調査の手法を学んだうえで、個人の関心にもとづいたコンテンツ分野の問いについて、自らの調査計画を設計するトレーニングを行います。

Q.授業の特徴を教えてください!

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ンテンツ産業は、製造業やサービス業などの産業とは質的に異なる特性と歴史的な成立背景を持つ現代的なビジネスです。この講義においては、その本質的な特性を理解し、コンテンツを創作あるいはプロデュースするための最も基礎的な知識と態度を獲得するとともに、コンテンツに関わる分野のビジネスとマネジメントの基本的な知識を習得することを目的としています。

像学部に入学される皆さんは、映画やゲームを実際に制作したり、それらを社会に届ける仕事を目指したり、また映像という観点からの様々な研究をしてみたいというように、様々な期待や希望を持っていると思います。この授業は、皆さんがどのようなテーマや進路を選択するにおいても、最も基礎となるコンテンツ分野へのキャリア意識を高め、2回生以降の学びの指針とするための授業です。

それでは受講生の声を聞いてみましょう!

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
映画やアニメ、ゲームなど私たちは様々な形で日々コンテンツに触れています。
SNSの普及やそれに伴う価値観の変化などがある中で、「コンテンツ産業」をどのように考え、どのように理解するかを学べる魅力を感じました。

★この授業でどのようなことが学べましたか?
コンテンツをビジネスとマネジメントという2つの観点からの基礎知識を習得することができました。
実際に自主映画などのコンテンツを制作する立場になった際にこの授業で学んだ知識をもとに活かすことができました。

★最後に・・・
映像学部は、学生同士が学び合う機会があることが最大の魅力です。授業はもちろん、日常的な場面でもともに切磋琢磨できる仲間と環境である点がなにより嬉しく感じます。映像学部でしか出会えない仲間がきっと見つかるはずです!!!!!


「コンテンツマネジメント」は大学に入学した一回生の春の授業の履修指定科目になっています。私たちの生活に馴染み深く、多くの人が好きであろう「アニメコンテンツ」「音楽コンテンツ」をただ「楽しい」というだけでなく、「なぜ楽しいのか?」を娯楽の観点以外から掘り下げる、映像学部ならではの授業ではないかと思います!皆さんも授業で学び更にコンテンツというものを楽しみましょう!!!

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第1回は『コンテンツマネジメント概論』でした!次回もお楽しみに・・!
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