EIZO NEWS
2024.12.24
映像学部の授業を知りたい! vol.22
vol.22 「地域文化コンテンツ創造論」
映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。
この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。
「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。
※授業は2024年度開講のカリキュラムです。2025年度は科目名称等が変更になる場合があります。
*****第22回『地域文化コンテンツ創造論』*****
第22回は『地域文化コンテンツ創造論』の授業の紹介です。
授業担当の山口記弘先生に授業について聞いてみました!
Q.地域文化コンテンツ創造論はどんな授業ですか?
京都は古くて新しい文化産業都市です。日本の映像コンテンツ産業の始まりである映画産業は、戦前の京都で大きく発展しました。その中でも撮影所が林立した太秦は日本のハリウッドと称されました。また、京都は戦前にアニメ産業が栄えた土地でもあり、現在ではゲーム産業の一大中心地ともなっています。
本授業においては、京都で育まれたコンテンツ産業の歴史及び文化庁、京都府、京都市、NPO、企業などが実施している技術の継承・育成のために取り組みなどを学びます。地元京都のコンテンツ文化産業の特性や抱える課題を知り、その継承発展のために自分たちに何ができるかを考察します。
Q.この授業の特徴を教えてください!
ビジュアルと説明で日本文化やエンターテインメントに京都が果たした役割を理解することができます。
日本文化や産業の基底が学べます。
それでは受講生の声を聞いてみましょう!
★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
私の所属するゼミが立命館松竹スタジオで開講されることを機に、立命館松竹スタジオがある京都・太秦周辺のコンテンツ産業の歴史や現状について深く学びたいと考えたからです。
★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
京都発祥の伝統芸能から進化した時代劇、漫画、アニメ、ゲームについて学び、京都全体で進められているコンテンツ産業活性化の取り組みについても知ることで、京都がコンテンツの宝庫であることを実感しました。
★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
この授業を通じて、京都のコンテンツ産業の魅力だけでなく、課題や将来性についても学ぶことで、私も京都でこの分野に関わる仕事をしたいと考えるようになりました。また、社会連携プログラムを受講するきっかけにもなりました。
★最後に・・・
映像学部では、映画やゲーム制作などのクリエイターとしての学びと、コンテンツ産業やブランディングに関するプロデューサーとしての知識の両方を深めることができます。また、学びを通じて、自分がどのような仕事に就きたいか、どのようなモノづくりをしたいかを、先生や仲間と共にじっくり考える機会も得られます
受講生の声はいかがでしたでしょうか?皆さんの一助となれば幸いです。
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第22回は『地域文化コンテンツ創造論』でした!
「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。