EIZO NEWS
2025.1.6
映像学部の授業を知りたい! vol.23
vol.23 「映像制作実習Ⅱ」
映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。
この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。
「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。
※授業は2024年度開講のカリキュラムです。2025年度は科目名称等が変更になる場合があります。
*****第23回『映像制作実習Ⅱ』*****
第23回は『映像制作実習Ⅱ』の授業の紹介です。
授業担当の藤岡幹嗣先生に授業について聞いてみました!
Q.映像制作実習Ⅱはどんな授業ですか?
この授業では、主に映像制作実習Ⅰで学んだことや、映像制作実習Ⅱで新たに身につけた映像制作スキルを活かして、実写におけるショートムービーの制作を行います。今年度は6班が、それぞれ個性的な作品の制作を行っています。半年間かけてグループワークを行いながら様々なパートの映像表現と向き合い、最終回で行われる上映会に向けてにひとりひとりが真剣に取り組んでいます!
Q.この授業の特徴を教えてください!
ショートムービーの制作を通して、映像表現に関わる感性や技術を自ら養います。また集団で一つの作品を完成させる運営能力や、社会との接し方の基本も身につけます。様々な議論や制作に関わる作業の結果、生み出される作品を公開する瞬間は、学生生活の中でも特別な時間となることでしょう。
それでは受講生の声を聞いてみましょう!今回は3名の学生が回答してくれました!!
★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
Aさん
春セメスターで受講した「映像制作実習Ⅰ」の延長のような授業なので、これまでに学んだ基礎知識を活かして映像制作をしたいと思ったから受講を決めました。
Bさん
チームワークをして、授業を通して一本の作品を完成させるまでのプロセスを魅力的に感じ、受講しました。具体的にはチームワークで一つの作品を完成させることや、実際に映画を作るワークフロー等です。
Cさん
座学ではなく実践を通じて映像制作を学びたいと考え、この授業を選びました。また、初心者でも基礎から学べる内容だったため、経験を問わず挑戦できる点に魅力を感じ、一から新しい知識を吸収するつもりで受講しました。
★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
Aさん
シナリオ作成から編集までを自分たちで行い、ひとつの作品を完成させるという体験を通して、チームで映像制作をすることの難しさと、それを上回る楽しさや達成感を感じることができました。みんなで団結することで一気に友達との距離が縮まることも魅力の一つだと思います。
Bさん
教員のサポートが非常に手厚いです。実習形式で授業以外の時間も作品を完成させるために使うことになるため、チーム一丸となって一つの作品を作れることが魅力だと感じました。
Cさん
ランダムに組分けされ、初対面の生徒とも協力して作品を制作する環境が魅力的でした。異なる背景や経験を持つ人々と一丸となり、目標を達成することで、映像制作だけでなくコミュニケーション力やチームワークも養えました。
★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
Aさん
今回の実習で制作に向き合う姿勢や、集団の中での自分の役割についてたくさん考えることができました。今回身につけた実践的な知識や技術を、今後関わる作品に最大限に活かしていきたいと思います。
Bさん
映像制作実習Ⅱでは私は監督として、作品作りに奔走しました。この経験は、今度映画を制作する中で監督以外の部署になった時でも「こんな動きをしたら監督は喜ぶかもしれない。」と監督の気持ちになってサポートするチームメイトになることで活かしていきたいと考えています。
授業を通じて学んだ映像制作の流れを今後の制作に活かしていきたいです。また、今回担当した録音部としての経験や知識を、今後監督や他の部署を担当する際にも活かし、全体を俯瞰しながら作品の質を高めたいと思います。
★最後に・・・
Aさん
映像学部には同じ目標をもつ仲間と、私たちと同じ熱量で作品に向き合ってくださるプロフェッショナルの先生方がいます。刺激的な日々の中で凹むこともありますが、自分の理想に近づくスキルを磨くために最適な環境だと思います。
Bさん
映像学部の魅力はさまざまなクリエイティブをしたい人が集まっていることです。専門大学等と違い、一つの分野だけでなく、様々な分野から集まっているため、大学の仲間たちだけで、マネジメントまで完結することが魅力だと考えています。さらに、私は映画だけでなく、ゲームやメディアアートも制作したいため、立命館大学映像学部でよかったと感じています。
Cさん
映像学部の魅力は、一つの分野に特化するのではなく、実写映像、CG、マネジメント、ゲームなど幅広い分野を総合的に学べる点です。これにより、視野が広がり、自分の得意分野を発見する機会も多いことが他の専門学校にはない、総合大学ならではの魅力であると感じます。
受講生の声はいかがでしたでしょうか?皆さんの一助となれば幸いです。
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第23回は『映像制作実習Ⅱ』でした!
「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。