EIZO NEWS

2025.9.19

映像学部の授業を知りたい! vol.30

Vol.30「ゲーム制作実習II」

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。 

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。 
「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

 ※授業は2025年度開講のカリキュラムです。2026年度は科目名称等が変更になる場合があります。

*****第30回『ゲーム制作実習II』*****
第30回は『ゲーム制作実習II』の授業の紹介です。
授業担当の奥出成希先生に授業について聞いてみました!
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Q.ゲーム制作実習IIはどんな授業ですか?
現在、多くのデジタルコンテンツが「ゲームエンジン」という基礎プログラムによって動いています。ゲームエンジンを用いることで手早く結果を得られる状態を活用し、ゲーム制作・ゲームプログラミングに必要とされる基礎的な技能を実習形式で学びます。ゲームエンジンはゲーム制作のみならず、多様なデジタルコンテンツの制作に応用できます。この授業はゲームエンジンの使い方を通してデジタルメディアを使った表現の方法を1つ手に入れることができます。
ゲームエンジンの操作方法から、3DCGの取り扱い、画面効果の付加、操作インターフェイス、レベルデザイン、ゲームのためのプログラミングなど多岐にわたる項目を取り扱います。これらゲーム制作に必要な一連の工程を体験することで、ゲームの成り立ちを理解し自身の作品制作に活用することができるようになります。

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Q.授業の特徴やアピール・ポイントを教えてください
・ゲーム制作の現場で広く使われているゲームエンジンと同じものを使用して実践的な制作技術を学びます
・ゲームエンジンの基本的な使い方から始め、規模は小さいがオリジナルの自作ゲームを1本仕上げるところまでを実習します
・教室設置の高性能PCを使用可能です
・ゲーム業界出身の教員が授業を担当します
映像学部のゲーム制作学習は、この授業で基礎的な技術要素を習得し、後に続く授業でチーム・グループによる制作の演習を行い、ゲームゼミで本格的にゲームの創作活動を行います。ゲーム以外にも多彩なデジタルメディアへの活用が行えるので、ゲームを専攻しない学生も知っておくとよい内容となっています。

それでは受講生の声を聞いてみましょう!今回は1名の学生が回答してくれました!!

★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
ゲーム制作をしたいと高校時代から思っていて、ゲーム制作実習ⅡではUnityを使ったゲーム制作を学べることを知り、受講しました。ゲームエンジンを使った授業はここからなので、楽しみにしていました。

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか
魅力は先生がどんなことでも丁寧に手助けをしてくれることです。ソフトが上手く扱えない、エラーの原因が分からない、アイデアを上手く形にすることができないということはよくありますが、ゲーム制作に詳しい先生に質問できるというのはとても心強いです。
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★この授業で学んでいることを今後どのように生かしたいですか
ゲームを作るにはどうするのか、どうすれば形にすることができるかを、授業と課題を通して学んでいきました。これからは自主的にゲーム制作に挑戦していきたいです。

★映像学部の魅力について教えてください
様々な分野からやりたいことを見つけることができて、やりたいことをするための機材やソフトが充実しています。物だけではありません。長年研究されている・プロとして活躍していた先生から教えを乞うことができ、また、同志であり、ライバルでもある学友と切磋琢磨することができます。自分を磨くチャンスに満ちているのが映像学部の魅力です。

第30回は『ゲーム制作実習II』でした!!
「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。

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