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G-ALPs企画「留学促進フェア」が開催されました
6月17日(木)16時半より、Zoomとラルカディアの中継教室にて、G-ALPs(Global and Active Learning Programs)の一環として、「留学促進フェア」が開催されました。約90名の学生が本企画に参加しました。
この企画では、様々な形態で国際的な活動に挑戦をした上回生4名をお招きし、それぞれの経験の他、「どのように経済学部での学びや就職活動に活かしたか」「コロナ禍において挑戦へのモチベーションをどのように高めるか」など個性溢れるご講演を頂きました。
大連外国語大学に留学された後藤さん(四回生)は、中国語で受ける授業のおもしろさと、世界中から集まる寮の仲間との交流を、写真を交えながら紹介してくれました。その中で、中国語だけではなく英語力も伸びたこと、これまでとは全く異なる文化・慣習で強く自立できたこと、そうした経験から得た力が就職活動においても高く評価されたことを語ってくれました。
UC Davisに留学された橋本さん(四回生)は、入学時にTOEIC400点ぐらいだった英語力を、現在は800点超えるまで上がったことから話をされ、レベル毎に設定されている立命館の留学ネットワークを使えば、現時点での英語力が低くても国際的なキャリアに繋がるという話を中心に、現地での生活やご自身が挑戦されたことを熱く語っていただきましった。
立命館ならではの国内でできるグローバルな体験として、国際寮(iHouse)とAPU留学の経験も昨年同様に上回生から話をしていただきました。
国際寮に現在居住されている中村さん(三回生)は、最初は交換留学を考えていたが、Covid-19の混乱で諦め、身近にできることがないかを考えて、国際寮を選びました。国際寮は単に居住の場ではなく、メンターとして入居する日本人学生に主体的に運営が任されて、英語力や自分自身の行動力など多様な能力が伸びる刺激的な場所であることを教えていただきました。その上で、国際寮での生活が写真とともに紹介されました。
APU留学から立命館に戻られた澤田さん(三回生)も、Covid-19の渦中で海外留学ではなく、APUを選ばれました。留学生が多くを占めるAPUでは、立命館では学べない科目が異なるスタイルで学べ、立命館で伸ばすことができる能力とは違う力が伸び、多面性を持てるようになったことを教えてもらいました。別府ならではの充実したプライベートも紹介してもらい、充実した時間を過ごして立命館に戻られたことがよくわかる内容でした。
終了後の個別相談会も、いつも以上に多くの学生さんが残り、講演者の先輩を長時間にわたって質問攻めにしていました。「留学を念頭にTOEICやTOEFLを受験する時期」「就職活動に差しさわりのない留学時期」「必要な成績」など多様な質問が飛び交っていました。
4人の先輩たちから、立命館大学が提供する多様なグローバルなつながり方を紹介してもらいました。皆さんの共通点は、単に留学するのではなく、現地で何をするのか、同じように出発前・帰国後の立命館大学での過ごし方、などが重要になるということです。混沌とした時代の中で、主体性・行動力・前向きさを持ち、困難が立ちはだかり、未来が見えなくてもしっかりとやるべきことをやることで、偶然の先に素敵な何かが待っている。それは留学でなく、国内に残っても同じことだ。という一回生・二回生への温かいエールに満ちた2時間でした。
アンケートでは、「今日の説明を受けて本当に視野がひろくなった気がします。 これからしっかりと行動に移していきたいと思います」「形はいずれにせよ、様々なことにチャレンジすることが大事だと知った」という意見が見られ、多くの低回生の選択肢を増やす機会となりました。「留学や留学生との関わりの中で語学力だけではなく人間性も大きく変化したと聞いて、ますます留学してみたいと感じました」「英語の学習に力を入れていきたいと思った」と留学に向けてモチベーションが高まった意見も見られました。
本ホームページのニュースでは、引き続き多様なG-ALPs企画について紹介いたしますので、ぜひご覧ください。