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寺脇ゼミが取り組む「ノスタルジック廃校カフェプロジェクト」のクラウドファンディングが始まりました!
私たち寺脇ゼミの3回生が中心となって取り組むプロジェクト「ノスタルジック・デザインによる廃校・木造校舎カフェ価値向上プロジェクト」のクラウドファンディングが始まりました!ぜひ以下のページをご覧いただきまして、ご支援をご検討ください!
https://camp-fire.jp/projects/view/717705
2023年11月18日(土)と25日(土)、私たちは京都府京丹波町にある旧質美小学校にて、地域の皆様のご協力を頂きながらノスタルジックな廃校カフェを実験的に開きます。そのイベント参加者を対象にアンケート調査を実施し、得られたデータを分析することで、視覚、味覚、聴覚の観点から考案したノスタルジック・デザインの価値を計測します。最終的には、より高く評価される廃校カフェの店舗デザインを提示することで、その普及を促し、歴史文化的、観光資源的な価値をもつ木造校舎の保存、継承に貢献したいと考えています。
■日時:2023年11月18日(土)・25日(土)の11:30~15時
■場所:旧質美小学校内「喫茶ランチルーム」(京都府船井郡京丹波町質美上野43)
私たちは今年度、春学期開講の「演習II」の中で、旧質美小学校内で営業されているPandozo Cafe様を対象に、旧校舎をカフェとして活用することで生み出される社会的な便益を計測しました。その金額は年間約2150万円に上ると推定され、木造校舎をカフェとして活用することはその建物の保存、継承に向けて効果的な取り組みであることを結論付けました。しかしながら、既存の廃校カフェは木造校舎の雰囲気を活かしながらも、メニューや音楽などは現代的なものを使用している印象があります。そこで今回私たちは、木造校舎が人々に与える「ノスタルジー」にフォーカスし、「廃校カフェにおいては現代的な店舗デザインよりもノスタルジーを喚起する店舗デザインが人々に選好される」という仮説を立て、その検証に取り組みます。
現在は今週末に開催するイベントの準備とアンケート調査票の作成に取り組んでいます。イベントでは地元の高級丹波黒豆を使ったコッペパンや丹波黒豆のきな粉を使った揚げパンなどを販売する予定です。イベントの詳細は上記のクラウドファンディングページをご参照ください。会場となる旧質美小学校は京都縦貫自動車道、京丹波みずほインターチェンジを降りてすぐの場所にあります。爽やかな秋のお出かけに、ぜひ長閑な里山風景が広がる旧質美小学校まで足をお運びください!
ノスタルジック・デザインによる廃校・木造校舎カフェ価値向上プロジェクト
代表 堀尾貫太