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07.11

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2025

国税庁大阪国税局との連携授業「国税専門官の仕事理解セミナー」を実施しました

2025620日(金)に、大阪国税局より現役の国税専門官3名を講師としてお招きし、経済学部専門科目「アドバンストミクロ経済学I」(担当:紀國教授)の授業において「国税専門官の仕事理解セミナー」を開催しました。「アドバンストミクロ経済学I」には公務員志望の学生が多く受講しており、「経済学部公務・行政プログラム」および「経済学部財務・会計プログラム」の一環として、公開授業の形で行われました。
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 セミナーでは、国税庁の使命である「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」ことや、国税庁・国税局・税務署の組織構成、国税専門官の役割について解説がありました。続いて、国税調査官・国税徴収官・国税査察官など各職種が担う業務の内容や、具体的な体験談が語られました。さらに、研修制度や職員のキャリアパス、働きがい、待遇等についても紹介があり、公務員としてのキャリアを描くうえでの参考となる情報が提供されました。
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 受講した学生からは、「事務的な仕事というイメージが変わり、調査や捜査といった現場での緊張感のある仕事に驚いた」、「『正直者には尊敬の的、悪徳者には畏怖の的』というスローガンに強く惹かれた。真面目な人が報われる社会を支える仕事だと感じた」、「税務の仕事の正義感や社会的意義の大きさに感動した」などの感想が寄せられました。

本セミナーを通じて、学生たちは国税専門官という職業の専門性と公共性を実感し、税務行政が社会の公平性を支える重要な役割を果たしていることを理解する、貴重な機会となりました。

 

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