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農業経済論にてゲストスピーカーによる講演を行いました。
第1回目は日本農業株式会社代表取締役の大西千晶氏による講演、第2回目は社団法人Attipect理事長の赤井大介氏に講演をいただきました。
大西さんには、「未来の芽を農業から育む」をテーマに講演を行っていただきました。大西さんからは、まず現在の日本農業株式会社の4つの事業内容についてお話をいただきながら、なぜ農業を始めようとしたのか、有機栽培を実践している今、農福連携に取り組む意義等について、これまでの経験談を含めながら熱く語っていただきました。
学生らからは「農業が持つ多面的な可能性について深く考えることができました。特に印象に残ったのは、一次産業である農業が、加工や販売・サービスと結びつくことで新たな価値を生み出す「6次産業化」の考え方です。大西さんは、農業を単なる生産の手段ではなく、地域を活性化させる力のある産業として話していました。実際に、地元の特産品を活かした加工品づくりや、消費者とのつながりを深める直売や体験型農業の取り組みなどで6次産業に対する理解を深めることかわできました。また、6次産業化によって農業に関わる若者や女性の活躍の場が広がっている点も面白かったです。(経済学部3回生)」等、大西さんの取り組んでいる事業やその思いから様々な刺激をうけていました。
また、第2回目の講演会では、「「ラグビー×地域活性化~Attipectの活動から地域を盛り上げる~」をテーマに、滋賀県内で取り組んでいる地域活性化事業について講演を行っていただきました。
学生らからは「スポーツが単なる競技にとどまらず、地域とのつながりや活性化に大きな力を持つことを学びました。Attipectの取り組みは、地域の人々を巻き込み、ラグビーを通じて交流や誇りを生み出しており、非常に感銘を受けました。私自身も、将来は地元や関わる地域に貢献できるような活動をしていきたいと感じました(経済学部4回生)。」といった感想がありました。
両名とも、次世代を担う学生さんにも、いつでも良いのでまずは来て、体験して、何かを感じ取ってほしい。色々な失敗も含め、何事にもどんどん挑戦していく中で、結果として地域活性化等に繋がっていたら嬉しいし、大変なこともいっぱいあるがそれ以上の楽しさ等もあるといったお話から学生らは大いに刺激をうけていました。