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ラオス滞在を振り返って
8月16 日から23日の1週間、経済学部が独自に行っている「海外フィールドワークプログラム」として、東南アジアにあるラオスのヴィエンチャン及びヴァンヴィエンに6名が滞在した。本プログラムは 「英語で学ぶラオスの経済発展と開発」と銘打っている通り、後発発展途上国であるラオスでの各国の援助の方法やその実態を企業や団体を訪問して学ぶというものである。
現地ではラオス独自のラオ語が主として用いられており、国際化が進んではいるものの、一般の英語の普及率は低い。そのため、現地のラオス国立大学の学生二人に
ガイド及び通訳として同行していただいた。彼らも同じく経済学部に所属しており、訪問先での議論も彼らも交えて行われた。彼らとのコミュニケーションは英語で行われたため、日常での些細な意思疎通の大変さ、自身の英語力の未熟さを痛感する良い機会となった。
訪問先は多岐にわたり、JICA(独立行政法人国際協力機構)、WB(世界銀行)、 ADB(アジア開発銀行)などの国際的な機関やナム・グム・ダム、VITA Park(経済特区) 内の企業といったFDI(外国直接投資)の投資先である施設や、現地の日本語を学んでいる学生のもとにも訪れた。ラオスの経済状況、今後の方針や懸念点など、様々な立
場の人のそれぞれの意見を知ることができ、ラオスという国の経済的な発展の状況についてより深く知ることができた。一部訪問先では専門家同士の議論の場にゲストとして招待してくださり、私には日本語でも理解が難しい内容が英語で進められていた
シーンもあったが、これもまた自身の未熟さを思い知ることとなった。学び続けないといけないと思い知らされた気分だった。
日中に訪問先へ赴いた後、夕方からは自由時間だった。滞在期間が1週間と短く、1 人で出歩いても言葉がわからないことが多いので結局は行動を共にしていた。首都で
あるヴィエンチャンにはフランス統治下の記念碑として建てられた凱旋門に似た形状 のパトゥーサイがあり、そこから市街を一望できた。また、ラオスについての文化学習の一環で訪れた美術館では、ラオスの小乗仏教という日本と違った宗教観が色濃く反映されており、インド神話やイスラム教の要素も見受けられ、非常に興味深いものであった。
ラオスと聞いて場所がわからない人も少なくないだろうし、治安が悪そうだという印象を抱いている人もいるだろう。ラオスの人々は、お互いに不自由な英語にも耳を傾けてくれるような親切な人が多い印象だったし、何より親日国家である。発展途上国特有の問題や、食文化、言語の違いなど、それを実感し楽しむという面では1 週 間という期間はちょうどよかったかもしれない。留学を検討している方は1 週間、まずは試してみてはいかがだろうか。
経済学部経済学科4回生 尾嵜 巧
経済学部国際学科2回生 納谷 春香
(2026年9月現在)
