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TOPICS & EVENTS

06.02

TOPIC

2021

G-ALPs企画「留学生から英語で学ぶ」が開催されました

 527日(木)の4限に、1回生の必修科目である基礎演習の授業の一環として、G-ALPs(Global and Active Learning Programs)企画、「留学生から英語で学ぶ」がZoomのオンラインミーティングで開催されました。

 この企画では、立命館大学大学院経済学研究科の留学生3名をゲストスピーカーとしてお招きし、自身の生まれ育った国や地域、また日本の文化との比較について、プレゼンテーションしていただきました。また発表後は、ブレイクアウトルームを作成し、全ての留学生と少人数で質問し合う機会を設けました。参加された学生たちはみな英語で積極的に質問をしていました。

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インドネシアからの留学生は、インドネシアのお祭りや伝統的な食事、観光スポットなどについて紹介してくれました。日本の約5倍もの面積があり、島国国家としては世界最大、東南アジアにおいても最大の面積であることは、参加者の新たな発見だったようです。Batikというろうけつ染めの布は地域によって特色があり、伝統衣装に使われるほか、スカーフやシャツなど身近なものとして使われているとのことです。                                             また、インドネシアには沢山オリジナルで美味しいインスタント・ラーメンがあって、日本でホーム・シックになると、インドネシアのインスタント・ラーメンを食べるそうです。

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 キルギスタンからの留学生は、キルギスの伝統的な着物や行事、人気のスポーツや日本との関係などについて紹介してくれました。日本の2分の1の面積、90%がイスラム教徒であるという説明がありました。また、遊牧民の国であるため、馬は生活・文化の中心にあり、移動手段だけでなく、馬に乗るスポーツをしたり、ミルクや馬肉料理を日々楽しむことで、馬と深い関係のある文化を大切にしているとのことです。もちろん、馬に乗るのが大好きだそうです。

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最後にナイジェリアからの留学生が、ナイジェリアの独立運動の歴史や食べ物、ファッションや有名人、日本との関わり、スポーツなどについて紹介してくれました。ナイジェリアは250以上の民族からなり、500以上の言語が話されていること、アフリカ第1位のGDPであることなど、参加者にとってなかなか触れることのない情報を得ることができたようです。教育制度については、日本と同じ小学校6年、中学校3年、高等学校3年であることを知り、驚いている参加者が多かったようです。ナイジェリアではいろんな色や形の帽子があるようで、当日、素敵な帽子を被って発表してくれました。

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発表後は、ブレイクアウトルームに分かれて、質疑応答が行われました。参加者からは、「日本のどの食べ物が好きか」「バリ島に行ってみたいが、おすすめ観光スポットはどこか」「ナイジェリアで人気のスポーツは何か」「日本に来て驚いたことは何か」などの質問が活発に出され、各留学生が答えていました。例えば、ナイジェリアの留学生は、日本は交通渋滞がなくてスムーズなこと、インドネシアの留学生は日本に四季があることに、驚いていました。

 アンケートの結果では、「出身国によって英語の発音が異なることが勉強になった」「自分とかかわりがない国の文化や伝統を、英語を通して知ることができ、良い機会だった」という参加学生の声がありました。一方で、「ブレイクアウトルームでは緊張して質問ができなかったが、次の機会があれば質問したい」「英語で質問するためにもっと自身のリスニング能力や語彙力を上げる必要があると思った」など英語力向上のためのバネとして捉えている声も多数見受けられました。

 本ホームページのニュースでは、引き続き多様なG-ALPs企画について紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

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