MENU

TOPICS & EVENTS

05.26

TOPIC

2022

滋賀県高島市鵜川地域でアンケート調査を実施しました。

経済学部佐野ゼミの私たちのグループでは、棚田オーナー制度と地域資源の保全との関係性について研究をしています。
 滋賀県には数多くの棚田があり、ポスト棚田百選に選ばれている地区も7地区あります。その1つが、今回私たちの班でアンケート調査を実施した滋賀県高島市の鵜川地区です。
 同地域では、鵜川棚田保全会による棚田オーナー制度を実施しており、2022515日(日)には棚田オーナーらによる田植え作業が行われていました。当日は、約40組のオーナー、総勢154名の方が田植え体験を行っていました。

220526sanozemi 1

 私たちは、鵜川棚田保存会、パソナ農援隊、滋賀県庁・高島市役所の方々と協力し、オーナーの方々の田植え作業のお手伝いをするととともに、現在の同地域の棚田オーナー制度についてのアンケート調査を実施しました。
 アンケート調査では、棚田オーナー制度に応募した理由や参加回数、参加したいイベントなど、これまでや今後の棚田オーナー制度のありかたを検討するために実施しました。
 また実施したアンケート結果は、今後地域の方々と検討会などで一緒に検討していく予定です。さらに9月に予定されている稲刈りの際にもアンケートをさらに実施し、棚田オーナー制度の持続可能性や地域資源の保全のありかたなどについても引き続き調査をしていきたいと思っています。

当日は天気にも恵まれ、田植え作業のお手伝いもしながら、地域やオーナーの方々の地域資源の保全に対する思いなどを直接聞くことができました。コロナ禍下で、なかなかフィールドにでることができませんでしたが、ようやくフィールドにでて、様々な方々に直接お話をきく機会が得られたことは、自分らにとっても貴重な経験でした。今後は、アンケート調査の結果などをまとめながら、地域資源の保全のために自分らができることは何かをさらに考えていきたいと思います。

220526sanozemi 2

 

文責:経済学部 3回生 佐野ゼミ 野口健太郎

BACK