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関ゼミと経済学研究科MPEDコースの大学院生との交流会が開催されました。
2022年5月30日(月)13:00より、立命館大学経済学研究科MPEDコースの大学院生と関ゼミとの交流会が行われました。
今回お話を聞かせてくださったのは、インドネシア、ジンバブエ、フィリピン、ミャンマーご出身の修士2年生4名です。
交流会の前半では大学院生による研究のプレゼンが行われました。
このプレゼンは大学院レベルの研究の内容が英語で解説されたため、ただプレゼンを聞いているだけでも学部生にとっては困難な挑戦でありました。
各々の研究は、出身国の経済、産業をいかに発展させるかという目的意識に基づいたものであり、自国を発展させるために他国に赴き学ぶその姿勢、真剣さは日本の明治の英傑を彷彿とさせるものでありました。
また差の差分析や傾向スコアマッチング等、2回生秋学期にゼミで学習した分析手法が実際の研究でどのように使われているのかを知ることができました。
後半は各々が関ゼミの各グループに分かれて自由に交流するフリートークタイムに移りましたが、もちろんこちらのフリートークも全て英語で行われました。
各グループは出身国の文化の話や研究で使われる手法についての話で盛り上がりました。
ジンバブエにはワームを使った料理があり、大変美味しいという話を聞かせてもらいました。ゼミ生は驚愕していましたが、反対に日本にもバッタを食べる食習慣があると指摘されました。文化というものは内側からみれば当たり前のものでも、外側から見れば一見特別に映るものもあると感じました。
英語のみで行われる会話に苦戦しながらも、皆身振り手振りで懸命にコミュニケーションを取ろうと努力し、楽しい交流の時間を過ごすことができました。
関ゼミは現在の3回生が一期生であるためゼミの先輩がおらず、一期生は手探りで活動してきました。そんな中での今回の交流会は、同じテーマを学んでいる方々の話を聞ける良い機会でした。
また皆、今回院生と英語で交流をするなかで英語力の必要性を実感したようで、英語学習のモチベーションも向上しました。
今回の交流会で得た気づきや課題を活かして今後の学習を進めていきたいと思います。
文責:経済学部 3回生 関ゼミ所属 宍戸勇斗