TOPICS & EVENTS
【1回生基礎演習】優秀チーム合同書評プレゼン大会を開催しました
経済学部の「基礎演習」は、新入生が、グループワークを通じて仲間づくりをしながら、経済や経済学の学びや大学の学びの基本であるアカデミック・ライティングの手法を実践的に深めていく少人数授業です。
19クラス(河音ゼミ)と22クラス(橋本ゼミ)では、5人程度の各チームに分かれて、60冊程度の候補となる新書から各チームがセレクトしたテキストをそれぞれが読み込み、討論を深めて書評プレゼンテーションを作成し、発表することを中心に授業にとり組んできました。
最終授業の7月21日には、各クラスで最優秀書評プレゼンに選ばれたチームによる、合同プレゼン発表会を開催しました。偶然にも両クラスで最優秀チームが取り上げた書籍は同じ、鳥飼玖美子(2018)『本物の英語力』(講談社現代新書)となりました。
各チームが取り上げた新書の概略とその魅力を、20分程度でわかりやすくプレゼンテーション発表した後、オーディエンスとなった受講生から、「この本を読んで、英語の学び方はどう変わったか」、「英語を学ぶ具体的な動機はどう深まったか」といった質問が出され、プレゼンテーターの受講生10名からは、春学期の授業での経験も踏まえ、頼もしくも実感のこもったリプライが行われました。 「基礎演習」19クラスのプレゼンテーション
「基礎演習」22クラスのプレゼンテーション
聴講した受講生からは、「いずれのチームも緊張せず堂々と発表していてすごいと思った」、「同じ本を取り上げながらも、各クラスそれぞれ別の切り口で紹介しておりとても理解が深まった」との感想が出されました。
それぞれのクラスの受講生は、チームでのプレゼンテーションで読み込んだ内容を、各自書評レポートとしてまとめ、この授業の成果の仕上げにとり組んでいきます。「基礎演習」での学びが、経済学へのよき入口となり、今後受講生が本格的に経済学部での学びを深めていくきっかけとなることを願っています。
文責:「基礎演習」19クラス担当教員:河音琢郎、22クラス担当教員:橋本貴彦