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TOPICS & EVENTS

11.14

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2022

笹尾ゼミの3回生(食品ロス班)がフードバンクびわ湖を訪問しました!

 笹尾ゼミの食品ロス班に所属する3回生が、2022116日に滋賀県守山市にあるフードバンクびわ湖を訪問し、理事長の曽田俊弘さんからフードバンク活動についてのお話を伺いました。
 フードバンクびわ湖は2018年に活動を開始したフードバンク活動を行う団体で、食品ロス削減、食料支援を目的としています。余っているものがあるなら届けたらいいのではないか、という考えから生活困窮者の方などへ食品の提供を行なっています。

 フードバンクびわ湖ホームページ
      http://peraichi.com/landing_pages/view/foodbankbiwako

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 曽田さんにはフードバンクびわ湖の活動について終始わかりやすく説明していただき、また多くの質問に対して丁寧に回答してくださり、活動への理解が深まりました。インタビュー調査では以下のようなことが明らかになりました。
 フードバンクに寄贈される量は年々増加しており、ニュースや新聞などのメディアに取り上げられることで認知度が上がったことがその要因の一つでした。寄付物の内訳は、缶詰や日持ちする防災備蓄食品が多い傾向でした。支援先としては、生活困窮者だけでなくコロナ禍で自国に帰ることができない海外留学生などにも支援されているとのことでした。課題として、活動資金確保が難しいことや車までの移動が多いため燃料費がかかることなどが挙げられましたが、今後さらに認知度を高め、活動規模を大きくしていきたいとのことでした。
 私たちは12月に開催されるゼミ大会に向けて、フードバンクやフードドライブの認知度や量などのデータを調べてきましたが、今回実際に活動されている場所に足を運ぶことで、食品回収ボックスにはさまざまな種類の食品が寄贈され、支援の輪が広がっているのを実感することができました。今後、ゼミナール大会を通して多くの方々にフードバンクやフードドライブについて理解を深めてもらい、食品ロス削減に向けた提言を行いたいと思います。221114foodbank 2

経済学部3回生 笹尾ゼミ 加賀勇輝

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