新形ゼミ3回生が、東京の金融機関や証券取引所を訪問しました

●はじめに

6月26-27日の2日間、私たち新形ゼミ3回生は、東京でフィールドトリップを実施し、金融機関や証券取引所を訪問しました。フィールドトリップでは、大学での学習から一歩進み、現代の金融市場の実情を理解することができ、大変有意義な機会となりました。
　以下では、概要を報告します。

●6月26日（月）

1.  東京証券取引所訪問：東証Arrowsの機能や、マーケットセンターの様子を見学しました。株式投資体験コーナーでは、仮想証券市場で配信されるニュースや会社情報を判断材料に、株式の売買を体験しました。株式市場の動きをより深く理解するための貴重な機会となりました。
左から（マーケットセンター見学）（株式投資体験コーナー）（オープンプラットフォーム）

2.  日本銀行訪問：ガイド付きで国の重要文化財に指定されている本館を見学しました。建物の魅力やその歴史についての展示も楽しみました。さらに、地下金庫で、明治時代の金庫の煉瓦壁を背景に1億円（模擬券）や金塊（レプリカ）を手に写真撮影を楽しみました。
左から（日本銀行見学）（地下金庫見学）

3.  日本銀行貨幣博物館見学：古代から現代までのお金の歴史を学ぶことができました。富本銭や天正菱大判など、日本の歴史的な貨幣の展示を見ることができ、その変遷を理解することができました。

●6月27日（火）

1.  大手町＆丸の内ツアー：これらのエリアは日本経済の中心地で、大変魅力的な街並みでした。数々の有名企業のオフィスを目の当たりにし、大変刺激を受けました。その周辺には世界的に有名なレストランや明治時代の建築物があり、日本の歴史と現代が融合した風景を目の当たりにしました。

2.  アセットマネジメントOne株式会社訪問：アセットマネジメントOneは、2016年にみずほフィナンシャルグループと第一生命系列の複数の資産運用会社が合併して発足した、大手資産運用会社です。幅広い資産運用業務を行っており、国内有数の運用資産残高を誇ります。若手や中堅社員の皆さまとの座談会では、仕事の様子から就活の経験など、様々な話を伺うことが出来ました。大学卒業後のキャリアパスをより具体的に描くことができた素晴らしいセッションでした。また、トレーディングルームも見学させていただき、実際に株が売買される様子を体験するとともに、運用部門の社員の方々の業務に対する熱意を感じることができました。最後に、代表取締役社長の杉原規之氏が登壇されました。刻一刻と変化する社会情勢、ニーズが多様化する現代において、資産運用会社に求められる役割を深く理解することができた内容でした。一学生、ひとりの人としても成長ができた有意義な機会となりました。
左から（杉原規之社長のお話）（社員の方々と集合写真）（座談会）

●おわりに

引き続き、フィールドトリップで得た知見を活かし、新形ゼミ全体で大学での研究に邁進したいと思います。
　最後に、訪れた各機関・会社の皆様に深く感謝申し上げます。皆様のご協力と暖かい歓迎のおかげで、一層深い理解と新たな知見を得ることができました。この経験は、私たちにとって、他では得難い財産となりました。

文責：　経済学部経済専攻　3回生　江頭楓