立命館大学経済学学会の総会が開催されました

立命館大学経済学学会の総会が，2024年6月12日，立命館大学びわこくさつキャンパスの教室コラーニング202で開催されました。立命館大学経済学学会は，経済学とその他これに関連する諸学の研究及び普及を目的とした，1950年代から続く歴史ある組織です。

今回の総会では、会員である学部生，院生，教員の代議員150名余りが参加し，2023年度の活動報告と2024年度の活動方針について，活発な議論がなされた後，議決されました。

 議決された特色ある活動は，まず，毎年冬に開催される経済学部ゼミナール大会です。経済学部生のゼミなどでの研究成果を発表，議論し合う場であり，2023年度は124名（22チーム）が参加しました。2024年度も12月14日に実施する計画です。
第二に，「経済学会自主ゼミ」支援制度の継続です。自主ゼミ支援制度とは，自主ゼミとして，学生自身が学びたいテーマのために複数人集まり，研究を継続することを学会として支援する制度です。前年度から急増し，2024年度は16ゼミが活動を開始する予定です。
第三に，学部生の研究成果をまとめた『立命館経済学学生論集』の発行です。これまで76集を発行していますが，今年度も引き続き，魅力的な経済学の学びをつづめることになりそうです。 

私たち，立命館大学経済学会は，学生の自発的な学びと経済学部のカリキュラムとを結合させ，全学部生・全研究科院生，立命館大学経済学部教員とを様々な形で結びつけていく活動を目指しています。今回決定した活動方針が，1年後，充実した成果となる予感を感じさせる総会でした。