G-ALPs企画「グローバルキャリアについて考察しよう」セミナーを実施しました。

米国在住のビジネスコンサルタント西村由賀里氏を講師にお招きして、2024年度春学期G-Alps企画「グローバルキャリアについて考察しよう」を、6月14日に実施しました。

　西村氏は、日米の広告代理店で働いた経験を基に、外国に企業が成功するための例として、洗剤の広告を挙げ、アメリカではシミと言えばピザになるが、日本では醤油のシミ、インドではカレーのシミにするなどその国に受け入れられるための、ちょっとした工夫が結果を左右することなどを紹介しました。

　アメリカでのアジア人のイメージとして、静かで自分から発言しない、従順、あまり文句をいわない、細かい質問をしない、従順などがあるとし、アジア系の中でも日本人は7％と少数派である一方日本はアメリカ人にとって憧れの国になっていること協調されました。

　最後に、日本人が海外で働くためには、日本というブランドを活かして、世界と比較して日本を語れるようになること、日本人のブランドキャラクターで几帳面、正確、勤勉、安全、信頼、正直、誠意、清潔であることを強みすることに加えて、自己のブランディング戦略として、SWOT分析をして自分の立ち位置を定めることなどを薦めていました。

講師: ⻄村由賀⾥⽒
(独⽴マーケティングコンサルタント)ノースカロライナ州で活躍中。市場戦略、調査、広告、販売促進の分野から、双⽅の市場への進出・業務拡⼤を⽬指す⽇⽶企業をサポートしている。

＜セミナー資料抜粋＞