経済学部就職活動支援企画「メントレ」第3弾〈学びと実践編〉を開催しました！

2024年10月12日（土）・13日（日）の2日間にわたり、全国で活躍する本学部の67名のOB・OGを講師に迎え、経済学部3回生向けの就職活動応援企画「メントレ」第3弾〈学びと実践編〉を実施しました。今年度のメントレは例年1月開催だったものが、初めて10月に開催されました。これは就職活動の早期化に対応するための措置であり、参加者にとってタイムリーなサポートを提供する機会となりました。

「メントレ」は、単なるES添削や面接練習ではありません。実際に社会で働いている経済学部同窓生が、経済学部の現役3回生に就活指導を行うことで、先輩後輩の交流を深める、全国でも類を見ない経済学部独自の就職活動支援企画です。今年度も「なぜ学ぶのかを考えることは、自分を考えることであり、それはなぜ働くのかにつながる」というコンセプトに基づき、実際の就職活動に役立つ貴重な学びの場が提供されました。

1日目：OB・OGからの直接指導でスキルアップ

10月12日、土曜日にもかかわらず普段通り緊張した面持ちでキャンパスに集まった3回生たちは、まず初めに本学キャリアセンター講師による面接ガイダンスを受講しました。その後、各グループに分かれ、待ち受けるOB・OG講師陣との自己紹介タイムが始まりました。3回生にとっては世代や立場は異なりますが、同じ立命経済の仲間として、遠慮することなく真剣に指導を受けようとする緊張感も漂っていました。

午後からはESや面接の指導が本格的にスタートしました。参加した3回生たちはこの日のために数ヶ月前から準備を重ねてきましたが、それでも自己分析の不十分さが浮き彫りになり、講師陣からの厳しい指摘が飛び交いました。普段とは違った環境での真剣な面接練習を通じて、学生たちは自らの課題を見つけ出していました。夕方まで続いた指導の後、3回生らは一晩かけてESを見直し、次の日に備えました。

2日目：交流戦で実戦力を高める

10月13日の2日目は、朝からスタート。午前中は引き続き面接練習とESフィードバックが行われました。2日目ともなるとOB・OGと学生との距離も縮まり、より率直な意見交換が行われるようになりました。和やかな雰囲気の中での昼食タイムでは、メントレの本来の目的である先輩後輩の絆が感じられる貴重な時間となりました。

午後からは、グループが入れ替わり別の講師陣による面接が行われる交流戦で、さらに実戦力を磨く機会が提供されました。また、代表学生による代表面接が全員の前で行われ、緊張感の中でも堂々とした受け答えが見られました。そして夕方、参加した全てのOB・OGが臨席して3回生の就職活動成功に向けて結団式が行われ、2日間にわたる充実したプログラムが幕を閉じました。

同窓生とのつながりが生む、就職活動の成功へのヒント

「メントレ」は、同じ大学で学んだ先輩と現役学生が直接関わり合い、学生たちの就職への不安や疑問を解消し、より良い志望就職先を見つけるためのヒントを得ることができる、全国でも唯一無二のプログラムです。今回のイベントでも、先輩たちからの親身で厳しい指導を通じて、参加した学生たちは自身の弱点を知り、改善するための具体的なステップを学びました。

経済学部からのメッセージ

普段の大学生活ではなかなか体験できない、学びの意義と働く意味を考えながら自己発見する貴重な機会、それが「メントレ」です。この2日間の経験を胸に、今後の就職活動に臨んでください。経済学部と先輩方は、皆さんの成功を心から応援しています。協力してくださったOB・OGの皆さん、心から感謝いたします。皆様の今後のご活躍をお祈りしています。