立命館大学 エクステンションセンター

合格者・内定者の声

2023年度

2022年度

2023年度

橋本 空さん
経営学部 3回生

難しい授業も
乗り越えられたのは、先生と仲間がいたから。

商業高校出身なので高校卒業時には日商簿記2級を持っていたものの、暗記ばかりの簿記の勉強が好きではありませんでした。その意識ががらりと変わったのは、1級を取得するために受講した立命館大学での講義。規定や計算方法ができた趣旨、背景なども学べたため簿記が楽しくなり、将来の仕事として公認会計士をめざすようになりました。エクステンション講座で受講したのは、「2023年度合格目標公認会計士1.5年本科学内スタート講座」。12月から3月末までは立命館大学学内で、4月以降は立命館が提携している専門学校で行われる講座です。講座を通して会計に関する専門的な知識はもちろん、物事を多面的、論理的にみる能力も得ることができました。

受験を乗り越えるのに大きな支えになったのは、周りの人々の存在です。自分ひとりで頑張るのが難しそうな分野は友人と同じ授業を取り、課題のリマインドや情報を共有するなど、会計士をめざす仲間同士で協力し合いました。わからないところを教えあったり、休憩時間に談笑して気分転換をしたりすることで、モチベーションを維持することができたと思います。また、エクテン講座の先生方にも大変お世話になりました。ビデオ電話で質問をして教えていただいたり、どうしても分からない部分をもう一度特別講座として授業していただいたり。理解できるまでていねいに指導くださったので、本当に心強かったです。

倉掛 真菜美さん
経営学部 3回生

講義に全力で集中することで
自習時間を確保できた。

きっかけは、大学で受講した簿記の勉強がとても楽しかったこと。将来、楽しみながら働くことができてやりがいのある仕事につきたいと思っていたので、簿記や会計の知識が活かせる公認会計士に魅力を感じるようになりました。エクステンションセンターでは「2023年合格目標公認会計士1.5年本科生学内スタート講座」を受講。公認会計士のスタートアップとなる、財務会計論と管理会計論の講義です。また、特別奨励生試験に合格し、授業料の支援をいただけたことも受講の後押しになりました。その後も特別奨励生試験を受けて数回支援をいただきましたが、財政的な援助がありがたかったのはもちろん、自分の学習の進捗を客観的に評価することができる良い機会にもなったと思います。

公認会計士をめざすなかで一番苦労したのは、大学の授業と受験勉強との両立。大学と講義が両方ある日などは、自習時間を確保することが難しくなってしまいます。そこで、大学の授業では時間中にできるだけ理解できるよう集中し、専門学校の講義でも積極的に質問して解決するよう心がけました。そうすることで自習時間を十分に確保することができました。将来の目標は、「この分野のことは倉掛さんに聞けば大丈夫」と周りの会計士やクライアントに思ってもらえるような、自分の強みをもった会計士になること。日々努力を積み重ね、専門家としての自覚をもって成長していきたいです。

池下 航希さん
経済学部 3回生

コツコツ積み重ねた専門性を武器に
企業や人の困難を解決したい。

大学で履修した簿記の授業が面白く、1回生の終わり頃になると、公認会計士という職業に興味を持つようになりました。調べるうちにエクステンションセンターの存在を知り、学内講座の費用が全部免除になる特別奨励生試験を受けてみることに。無事合格して「2023年合格目標公認会計士1.5年本科学内スタート講座」を受講し始めると、社会の経済システムや企業の組織構造を知ることができて面白かったので、そのままエクテンと提携している専門学校で学ぶことにしました。講座のなかで合格実績や合格者の声を聞かせてもらえたのも、「自分も頑張れば合格できるかもしれない」と、受験に踏み切る後押しになりました。公認会計士に合格するには毎日コツコツと勉強することが必要とされていますが、そうした勉強法も自分に合っていたと思います。また学内講座も専門学校の講座もオンライン対応だったため、移動時間を節約することができました。

おかげさまで3回生の夏に公認会計士の試験に合格し、秋に東京の公認会計事務所に内定をいただきました。実績を積み重ね、困難に直面している企業や人に対し、専門知識を活かして寄り添える公認会計士をめざしています。振り返ってみると、学内スタートアップ講座を受けたことが大きな契機になったと思います。公認会計士をめざすべきか悩んでいる方は、まず学内講座にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※学年等の情報は取材当時のものです

2022年度

安本 唯展さん
経済学部 4回生

努力を続け、
夢へのスタートラインに立てた。

受講のきっかけは、大学1年生の9月に開講された学内スタート講座のガイダンス。大学入学後、自分の強みを何か持ちたいと思い独学で簿記を勉強していたので、公認会計士資格に興味を持ちました。実際に学内スタート講座を受けてみると、独学していたときに曖昧だった部分や間違っていたところなどの答え合わせができ、学んでいてとても楽しかったです。その後1年生の3月から、直接通学の公認会計士講座で本格的な勉強を始めました。ちょうど新型コロナウイルスの感染を避けるため大学の授業は大半がオンラインでしたので在宅時間が長かったので、公認会計士試験の勉強時間が作りやすかったと思います。

計算科目は毎日の自習が重要なので、財務と管理のそれぞれを毎日3時間ずつ取り組むなど、かなりの時間を試験勉強に費やしました。エクステンションセンターでは、静かで環境のよい自習室と特別奨励生制度を活用。特に特別奨励生制度は自分の実力が順位という数字で見えますし、奨励金がいただけるので、長く続く勉強のなかの小さな目標点として据えるのがおすすめです。将来は監査法人で働きながらキャリアアップをめざします。MBA取得に関心があるので会計士として経験を積んだ後は大学院への進学も検討しています。米国公認会計士も取得し、将来の夢の一つである「グローバルな活躍」にも繋げたいです。

稲川 裕さん
経営学部 4回生

幅広いフィールドで活躍できる
公認会計士を仲間とめざす。

大学1年生の5月に監査法人のインターンシップに参加し、公認会計士をめざすようになりました。常々、専門性を身につけて人々の役に立つプロになりたいと考えていましたが、公認会計士であれば会計の専門性を活かして投資者や被監査会社の方に価値を提供できると知ったからです。また、簿記の勉強が苦ではなかったので、自分に向いているのでは、とも思いました。学内スタート講座については大学の簿記の授業で紹介してもらいました。周りの受講生が真剣な姿勢だったため、それに触発されてスタートの時点から真面目に取り組めたと思います。先生方も皆さんとても熱心で、距離も近いので、悩みがあれば小さなことでも気軽に相談することができます。

私自身も勉強の進め方で悩んでいるときに先生との面談で「会計士の試験は長期戦だから無理せず毎日続けられる程度に頑張ったらいい」とアドバイスをいただき、心が軽くなりました。エクステンションセンターの自習室を利用するのもおすすめです。同じ大学で同じ目標に向かっている人ばかりなので刺激がもらえ、モチベーション向上につながりました。公認会計士の活躍のフィールドは幅広く、民間企業以外に地方自治体を対象とする仕事もあります。将来的には、会計面から地域の人々をサポートできる存在になりたいと思っています。

乾 千紘さん
経営学部 4回生

先生方の励ましの言葉に、
頑張り抜くことができた。

姉が勉強していたテキストを見て簿記に興味を持ち、高校3年生のときに簿記3級に合格。学ぶうちにもっと知識を深めたいと思うようになり、会計のスペシャリストである公認会計士をめざすようになりました。大学入学後はすでに簿記3級を持っていたので学内スタート講座は受けず、そのまま専門学校へ。どこの学校を選ぶべきか分からなかったので、大学から送られたパンフレットから、大学提携校の大原予備校の2年コースを選びました。資格を取得してみて実感するのは、公認会計士の試験対策は膨大な勉強量が必要なので、こつこつと毎日勉強するのが大切だということ。ときに投げ出したくなるときもありましたが、あきらめずに続けていると徐々に理解が深まっていき、最終的に合格することができました。

自分との孤独な戦いが続く勉強漬けの日々のなか、ありがたかったのは、エクステンションセンターや予備校の先生方の存在。先生方はこれまでも何人もの受験生を見てこられた経験から、毎回的確なアドバイスをいただけるのです。私も調べてもわからない問題があったときや勉強方法に悩んだときは、すぐ相談するようにしていました。思うような成績が取れず落ち込んだときに「ずっと継続してやっていれば絶対に受かる試験ですよ」と励ましてくださった言葉に支えられ、最後まで頑張り続けることができたと思います。

※学年等の情報は取材当時のものです