立命館大学 エクステンションセンター

人物試験対策について

面接に代表される「人物試験」にも対応

近年の公務員試験では、個人面接のほかに、集団討論などを取り入れる官庁・自治体が増加しています。それぞれの試験で受験者の物事に対する考え方や集団の中での振舞いなどを通して、公務員としての素養を持つ人物かを確認しています。本学では試験時期にあわせて人物試験対策企画を実施し、受験生の支援を行っています。

集団討論対策

キャリアセンター職員や専門のスタッフによる集団討論の指導を実施しています。本番と同じ形式をとりながら実践的に対策を進めます。

仕事理解、省庁・自治体研究対策

OB・OG懇談会を通して公務員として働くイメージの精度を高めます。また人事採用担当者にお集まりいただく合同説明会も実施しています。

自主ゼミ

志望先が同じ受験生同士で勉強会や面接練習を行う制度を設けて支援しています。多くの受講生が活用しています。

ジュニア・アドバイザー(JA)企画

公務員に内定した先輩(ジュニア・アドバイザー)が、面接カードの書き方や面接練習などの企画でサポートします。また、勉強方法や直近の試験情報についてもアドバイスがもらえます。

指導者の声立命館大学キャリアセンター部長
経済学部教授
紀國 洋

公務員試験では筆記試験の得点順に採用される時代もありましたが、現在は面接試験を通して最終的な合否が判断されています。
面接には明確な「正解」はありませんが、面接官は受験者の知識や意欲だけでなく、「一緒に働きたい人物か」を見極めています。例えば、協調性やコミュニケーション能力、チームワーク力の有無が面接で確認されています。
面接対策は大きく2つの段階に分けることができますが、その第1段階は大学生活での日々の取り組みです。学業やサークルなど、どのような分野でも構いません。仲間と切磋琢磨して物事に取り組み、多様な価値観から気付きを得て、充実した学生生活を過ごしてください。その中で自分自身を成長させましょう。次に、その経験を分かりやすく、説得力を持って説明する準備を行うのが、面接対策の第2段階です。エクステンションセンターでは、模擬面接などを通じて話の組み立て方についてもアドバイスしています。