• 提供/月刊陸上協会

予選会まであと

DAYS

CHALLENGE

“歴史を変える”

第100回箱根駅伝に関西から本選出場を目指す立命館大学。
2023年3月1日、同部のHPで箱根駅伝予選会への出場を発表し、
出雲駅伝・全日本大学駅伝入賞も目標に「歴史を変えるためのチャレンジの1年」と決意を表明した。
高い目標であることは承知の上。それでも、北辻巴樹駅伝主将(4回生)は
「何度もチームで話し合った結果、箱根駅伝第100回大会の予選を勝ち抜き、
本戦へ出場することも目標に定めた」と学生が主体となって決断した背景を語る。

「私たちは近年の大学長距離界において、誰も成し遂げていないことに挑戦することに意義を感じ、
“歴史を変える”をチームスローガンに掲げました」。
関西の雄、立命館大学の挑戦が、いよいよ始まる。

第100回箱根駅伝について
第100回の節目を迎える、2024年の箱根駅伝の予選会の参加資格が全国の大学に広げられました。第100回大会の出場枠は23。前年の箱根駅伝でシード権を獲得した10校と予選会を通過した13校の計23校が新春の晴れ舞台・箱根を走ります。予選会は2023年10月14日(土)、東京・立川で開催されます。

SCHEDULE

第100回東京箱根間往復
大学駅伝競走予選会

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 2023.10月14日[土]  9時35分 スタート
コース
陸上自衛隊立川駐屯地
~立川市街地~国営昭和記念公園

応援参加お申し込み

ご卒業生ご父母の
皆様への応援のご案内

男子陸上競技部は第100回箱根駅伝本選出場に向け、
きたる10月14日(土)立川駐屯地~昭和記念公園で開催される予選会に挑戦いたします。
100年に一度の記念大会にてご卒業生・ご父母の皆さまの力強い応援で
本選出場への後押しをお願いいたします!!

  • PRESENT

    予選会限定
    オリジナルマフラータオルを
    プレゼント!!
    (数量限定・先着順)

    オリジナルマフラータオル
  • TICKET

    昭和記念公園入場券は
    立川ゲート付近にて
    配布いたします!!

    「立命館」のノボリを目印に
    お集まりください。

    「立命館」のノボリ 「立命館」のノボリ
  • 昭和記念公園の一般入場は7時30分からになります。公園への入場にあたっては立川ゲート付近にて入場券を配布させていただきます。立川ゲート付近「立命館」のノボリを目印にお集まりください。また別ゲートでは入場券の配布は行っておりません。入場券ご希望の方は立川ゲートにお集まりください。
  • 立命館応援用のノボリ・ウィンドブレーカーを貸与させていただきます。昭和記念公園、立川ゲート付近にて立命館関係者までお声かけください。また数に限りがありますので先着順の貸与になります。
  • 予選会限定・オリジナルマフラータオルは数量限定、先着順での配布になります。

RUNNER

  • 主将

    北辻 巴樹

    経済学部 4回生大阪 / 清風高校 出身

  • 谷口 晴信

    経済学部 4回生京都 / 網野高校 出身

  • 榎本 隆之介

    食マネジメント学部 3回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

  • 大森 駿斗

    生命科学部 3回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

  • 中田 千太郎

    経済学部 3回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

  • 山﨑 皓太

    経済学部 3回生京都 / 洛南高校 出身

  • 井上 龍太

    文学部 2回生京都 / 京都外大西高校 出身

  • 尾上 陽人

    法学部 2回生愛知 / 旭野高校 出身

  • 尾林 恒星

    経済学部 2回生島根 / 平田高校 出身

  • 金高 哲也

    生命科学部 2回生 京都 / 洛南高校 出身

  • 倉橋 慶

    スポーツ健康科学部 2回生 奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

  • 清水 隼人

    生命科学部 2回生京都 / 西京高校 出身

  • 田部 央

    経済学部 2回生富山 / 富山商業高校 出身

  • 茶木 涼介

    スポーツ健康科学部 2回生滋賀 / 立命館守山高校 出身

  • 土屋 温希

    食マネジメント学部 2回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

  • 長澤 悠太

    経済学部 2回生滋賀 / 立命館守山高校 出身

  • 八木 丞太郎

    食マネジメント学部 2回生京都 / 立命館高校 出身

  • 児玉 航洋

    食マネジメント学部 1回生滋賀 / 水口東高校 出身

  • 高木 大翔

    理工学部 1回生福岡 / 小倉南高校 出身

  • 高橋 早大

    スポーツ健康科学部 1回生埼玉 / 西武文理高校 出身

  • 中山 柊太

    食マネジメント学部 1回生兵庫 / 宝塚高校 出身

  • 橋本 和希

    経営学部 1回生兵庫 / 神戸商高校 出身

  • 藪田 虎志朗

    スポーツ健康科学部 1回生愛知 / 豊川高校 出身

TEAM STAFF

  • 監督

    山菅 善樹

  • コーチ

    田中 裕介

  • トレーナー

    大渡 泰子

  • マネージャー(駅伝主務)

    倉本 眞子

    経営学部 2回生京都 / 立命館高校 出身

  • マネージャー

    井戸 千晶

    生命科学部 2回生三重 / 津西高校 出身

  • マネージャー

    縄田 雅

    食マネジメント学部 1回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

GALLERY &
MOVIE

INTERVIEW

Tomoki Kitatsuji

経済学部 4回生大阪 / 清風高校 出身

自己ベスト5,000M:14'46"63|10,000M:31'07"54

箱根という目標でチームの意識が変化 小さい時から毎年お正月にテレビでやっている箱根駅伝は、「いつかこういう舞台で走りたい」と思う憧れの舞台でした。関西の立命館には縁のない話だと思っていましたが、今回100回大会が全国に門戸が開かれるということで、この機会を逃す手はないと思い、チームで話してみんなで出場を決断しました。大きな目標が1つ増えたというのはありますが、箱根への挑戦を表明してからは今までとは段違いに注目されて、より練習への熱が入りましたし、チームが変わってきたという感じがしています。

チャンスを逃さず挑戦を 今年、チームとして「歴史を変える」をスローガンとして掲げて活動していますが、これまで先輩方が作ってきた歴史や伝統を引き継いでいくのは歴史ある大学として大事にしつつ、その中で、自分たちの代に何か新しいことをやって、長い立命館の歴史の中に刻みたいと思っています。自分を含めてチームの仲間も、箱根への挑戦でしっかり足跡を残せるよう、このチャンスをしっかり逃さないように皆で頑張っていきたいと思います。

INTERVIEW

Hayato Oomori

生命科学部 3回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

自己ベスト5,000M:13'56"82|10,000M:29'04"91

距離の壁を乗り越え切磋琢磨関西の駅伝は距離も短く、関東の箱根のハーフ以上の距離を考えると、距離に対する不安はないとは言えません。合宿でもハーフマラソンを意識して、練習の距離も全体的に距離が増えていて、箱根への挑戦をきっかけに、チームでも距離への意識が大きくなったと思っています。練習を通じてしっかり走れる人も増えて順調に来ていますし、いい土台作りができてきていると思います。チームメンバーはレースの展開が三者三様で、それぞれの走り方で切磋琢磨して、みんなお互いライバル関係を持ってしっかり走れています。

関東勢にも勝って少しでも上位へチームとしてはやはり13位以内に入って、箱根駅伝の本戦出場が目標です。慣れない距離で不安なところも大きいですが、エースとして、たとえ自信がなかったとしても、自分の中でしっかり走り、最高の走りを見せられるようにしたいなと思っています。箱根へ挑戦するからには、関東のエースや留学生たちとも勝負できるいい機会だと思うので、個人としても、少しでも上の順位でゴールできればと思っています。

INTERVIEW

Sentaro Nakata

経済学部 3回生奈良 / 智辯学園奈良カレッジ高等部 出身

自己ベスト5,000M:14'19"24|10,000M:29'42"02

関西の長距離界の底上げにつながれば自分自身、陸上をやる中での目標はハーフ・フルマラソンでいい結果を残したいという思いがあります。その中で、今回の箱根への挑戦は、経験として大きな糧になると思っています。関西の駅伝は距離も短く、関東の箱根のハーフ以上の距離とは大きな差があります。今回の挑戦は結果が良かれ悪かれ、参加できることに意味があると思っていますし、関西の陸上長距離界のレベルの底上げができたらと思います。

特別なレースへ武者震い自分も含めて、チームのメンバーを見ていると、長い距離に対する耐性がだんだんついてきたと感じていて、「箱根」という同じ目標を目指すことで、チームの雰囲気もタイムも良い雰囲気に仕上がってきていると思います。箱根駅伝は、以前から特別感のあるレースだとは感じていましたが、いざ自分たちが走るとなると、武者震いがします。予選会は、普段あまり一緒に走らない関東のチームと一緒に走るのはとても楽しみですし、どこまで戦えるのかなとワクワクしています。チームで一丸となっていい結果を残したいです。

INTERVIEW

Kouta Yamasaki

経済学部 3回生京都 / 洛南高校 出身

自己ベスト5,000M:14'11"97|10,000M:28'54"55

チームの成長につながる価値ある挑戦箱根駅伝への挑戦は、関東の大学との差を知り、特別なレースでのチャレンジを通して、チームの成長につながる何かを得るために、とても価値があることだと思っています。自分は最後の勝負強さが甘いところがあると思うので、最後1秒でも前に行き1人でも多く抜くというところを、どれだけ強い心を持って走れるかが課題です。フォームの修正であったり基礎的なトレーニングを積んだりと、日々の練習から意識を変えて調子が上がってきていると思います。チームとしても距離への耐性を高めるだけでなく、長い距離をより速いスピードで走るのは抵抗なく出来るようになってきたので、すでにチームとしてもプラスになってきていると思います。

二度とないチャンスをものにしたい箱根という大きな舞台は関東の大学へ行った高校時代の同期も走るので、そういった選手にも勝ちたいですし、自分たちのチームが今どれくらいのレベルにあるのかを知る意味でも、ワクワクの気持ちが大きいです。今回の挑戦は、もう自分の人生では二度と来ないようなチャンスなので、せっかくのチャンスをものにして、箱根本戦出場へ向け頑張っていきたいと思います。

INTERVIEW

Yoshiki Yamasuge

立命館大学陸上部長距離パート 監督

箱根への挑戦をきっかけに強いチームへ立命館大学としてこれまで20年、駅伝の強化をしてきている中で、出雲駅伝でも4回入賞を達成して、関西では常に上位で戦えてきています。ただ全国レベルではまだ壁があり、その壁を破ってさらに上位で戦っていくためには、現状を変える必要があると考えています。今回の箱根駅伝の100回大会への挑戦は、今までと違う環境の中で、自分たちの殻を破って、強いチームになって欲しいという思いが、挑戦への理由の1つです。チームの雰囲気を見ていても、新しい目標ができて1つの方向にチームが向いてきているなと感じています。「箱根」ならではの注目度の高さもあり、いい意味で選手たちの気持ちも前向きになってきて、覚悟の強さを感じています。

箱根出場で“歴史を変える”予選を突破して箱根駅伝の本戦に出られたら、歴史に名を残すことになると思います。立命館の駅伝はこれまで長い歴史がありますが、その中でもまさに歴史を変える出来事になります。やるからには、予選を通過して本戦出場が目標です。選手たちには雰囲気にのまれずに、自分のベストをきちんと尽くせるような走りをしてもらいたいなと思っています。自分たちの世代にしかできない挑戦だと思いますので、その挑戦を楽しんでもらいたいです。

INTERVIEW

Yusuke Tanaka

立命館大学陸上部長距離パート コーチ

チームで決めた箱根出場箱根駅伝の100回大会が全国に門戸が開かれると昨年発表されてから、チームでも話し合いをしてきました。中には、箱根のある関東の大学ではなく、立命館をあえて選んだ選手もいます。選手たちそれぞれに考えてもらい、話し合いの中では「まだ実力不足だ」「出雲も全日本もあって日程的にも厳しい」などの意見もありましたが、課題は置いておいて本音を聞くと、ほとんどの選手が実はチャレンジしたいと話し、箱根駅伝への挑戦が決まりました。私個人としては、早稲田大学時代に箱根駅伝にも参加し、他の駅伝にはない緊張感が予選会にも本戦にもあると感じています。その雰囲気の中で、このチャレンジを通して、選手としても人間として成長できる機会になると思います。

「立命館メソッド」で力を伸ばす私は昨年10月に就任して間もないですが、立命館の選手は非常に真面目な選手が多いなっていうところを感じています。競技的には長い距離に弱いところもあるなと感じているので、そこを改善すれば5000mや10000mでもさらに強くなれると感じていて、そういった意味でも箱根へのチャレンジは絶好の機会だと思います。エース級の選手だけではなく、ポテンシャルのある選手ばかりなので、1人ひとりの特徴に合わせて走り方を変えていく立命館独自のメソッドで、選手たちの力を伸ばしていきたいです。