1創造性が宿る「場」
としての大学
～感覚・情動・物語～
VENUE
京都・清水寺
舞台
778年に開創された音羽山清水寺。切り立った断崖に張り出す本堂の舞台では、御本尊である観音さまに芸能を奉納する場所として雅楽や能、狂言、歌舞伎などの伝統芸能が演じられてきた。世界遺産として登録される「古都京都の文化財」の一つで、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきた。
GUEST
田中 慶子
株式会社Art of Communication代表
同時通訳者・コロンビア大学認定コーチ
大原芸術財団理事
愛知県出身。不登校を経験後、アメリカ最古の女子大マウント・ホリョーク大学を卒業。帰国後は外資系通信社等での勤務を経て、フリーランスの同時通訳者に。ダライ・ラマやテイラー・スウィフトなど、数々の著名人の通訳を経験。コロンビア大学でコーチングの資格を取得し、通訳経験や成人発達理論を活かしたコーチング分野にも活動を広げている。講演や著書のほか、Voicyなどでの発信活動も行う。
森 清顕
清水寺執事・教学部長
昭和51年京都市清水生まれ。平成17年立正大学大学院修了 博士（文学）
ラジオ番組「西国三十三所トリップアラウンド３３」を立ち上げ、JFN賞2019企画部門地域賞を受賞。現在、仏教や観音さまの教えの布教や特に若い世代に生きる力を学ぶ場である「清水寺学峯」の発足に奔走中。
京都市社会教育委員会副議長、上智大学グリーフケア研究所非常勤講師･客員所員、立命館大学ビジネススクール観光MBA客員教授ほか
暦本 純一
東京大学大学院情報学環 教授
ソニーコンピュータサイエンス研究所
チーフ・サイエンス・オフィサー
情報科学者。東京大学情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・Chief Science Office ・京都リサーチ リサーチディレクターを務める。世界初のモバイルAR( 拡張現実) システムNaviCam を1990 年代に試作、マルチタッチの基礎研究を世界に先駆けて行うな
ど常に時代を先導する研究活動を展開している。現在は、Human Augmentation( 人間拡張)
をテーマに、人間とAI の能力がネットワークを越えて相互接続・進化していく未来社会ビジョン
Internet of Abilities (IoA) の具現化を行っている。
iF Interaction Design Award(2000) 、日本文化デザイン賞(2003) 、日経BP 技術賞(2008), 日本ソフトウェア科学会基礎科学賞(2014) ACM UIST Lasting Impact Award(2014, 2017) などを受賞。2007 年ACM SIGCHI Academy に選出される。著書
に『妄想する頭 思考する手』（祥伝社）など