グローバル教養学部は、立命館大学とオーストラリア国立大学(ANU)の2つの学位取得を目指すデュアル・ディグリー・プログラムです。日本では21世紀のグローバル市民にふさわしい主体性を身につけるためのリベラル・アーツを学び、オーストラリアではグローバル化のダイナミズムを体感しつつアジア太平洋地域についての知識を深めます。
4年間で2つの学位取得
立命館大学の学士(グローバル教養学)とANUの学士(アジア太平洋学)の取得を目指します。
学部概要
入学時期 | 4月 / 9月 |
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キャンパス |
4月入学(2023年度以降入学) 9月入学(2023年度以降入学) ---- 4月入学(2022年度以前入学) 9月入学(2022年度以前入学)
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修業期間 | 4年間 |
入学定員 | 100人(オーストラリア国立大学で学修を開始する募集人数10名を含む) |
取得学位 |
立命館大学 オーストラリア国立大学 |
4年間の学び
グローバル教養学部の学生は、大阪いばらきキャンパスで3年間、オーストラリアのキャンベラにあるANUのアクトンキャンパスで1年間学びます。学生は、オーストラリアに留学する前の1年間は大阪いばらきキャンパスにおいてANUの教員から学び、ANUでの学びのしっかりとした基礎を築く機会を得ることができます。帰国後も日本で継続してANUの授業を受講し、両大学における学修の集大成として4年次にCapstone Studiesを行います。
学修のスケジュール
学修スケジュールは、入学時期によって異なります。2023年度以降の4月に入学した学生は第4・5セメスターに、2023年度以降の9月に入学した学生は第5・6セメスターにオーストラリア国立大学に留学します。2022年度以前の4月に入学した学生は第5・6セメスターに、2022年度以前の9月に入学した学生は第4・5セメスターにオーストラリア国立大学に留学します。
- 立命館大学(RU)での履修
- オーストラリア国立大学(ANU)での履修
2023年度以降の入学生
4月入学
9月入学
2022年度以前の入学生
4月入学
9月入学
デュアル・ディグリー・プログラム履修要件
ANU科目を履修するためには、アカデミックハードルとイングリッシュハードルの2つの基準をクリアする必要があります。判定は、RU科目の修得単位数が32単位に達した時点の学期末に一度だけ行います。ハードルをクリアできなかった場合は、ANU科目が履修できないため、ANUの学士号(アジア太平洋学)は取得できません。立命館大学の科目のみからなるシングル・ディグリー・トラックで立命館大学の学士号(グローバル教養学)の取得を目指します。
詳細はAcademic HurdleとEnglish Hurdleについてをご確認ください。
全ての授業を英語で学ぶ
グローバル教養学部のカリキュラムではすべての科目を英語で学びます。教員と学生の濃密なアカデミック・コミュニケーションを通じて、多文化的な環境において英語で実務を遂行する力、そして表層的な英語力にとどまらない豊かな言語運用力を育みます。
すべての授業は英語で行われますが、日本語を学びたい学生は、大学において提供される日本語コースも受講しています。
講義とチュートリアル
グローバル教養学部には、主に4単位と2単位の科目があります。4単位科目の授業は週2回(合計30回)、2単位科目の授業は週1回(合計15回)を通して学びます。「レクチャー形式」と「チュートリアル形式」を組み合わせた授業が行われ、「レクチャー形式」の授業では、学生と教員のコミュニケーションを重視した双方向型の授業を実施します。また、「チュートリアル形式」の授業では、学生が少人数のグループに分かれ、ディスカッションやグループワークを中心に授業を進めます。インプットとアウトプットを繰り返し、これらの形式を組み合わせることで、知識が定着し、問題解決の力を身につけます。
Academic Advising Center
全ての学生にアカデミック・アドバイジング
学生が自分の興味・関心・目標に応じて計画的にリベラルアーツの学びを進められるように、グローバル教養学部専属のアカデミック・アドバイザーが、長期的な視点に基づいた学修計画のアドバイスとサポートを行います。
Student Support
AACでは、学生への直接のサポートに加えて、学生の多様なニーズに適切に対応する立命館大学内の様々な学生支援サービスへの紹介も行っています。