自然災害はかつてないほど頻繁に発生し、私たちに深刻な影響を及ぼすようになっています。人命救助や被害軽減に際して、現地固有の知(local knowledge)は不可欠なリソースであり、あらゆる災害対応で活用されるべきキャパシティでもあります。
現地固有の知を基盤として、コミュニティ内およびコミュニティ間の人々は、結びつき、信頼関係を構築し、
また災害を歴史的・文化的・伝統的な文脈の中で捉えることを通して、災害対応に必要な人間関係を深めることができます。そのような現地固有の知を特定し活用するためには、コミュニティ参加が必須です。
本フォーラムでは、災害対応に携わってきた研究者や実務家と共に、災害対応における現地固有の知の意義や
本質を探り、それが現場でどのように利用されてきたかを議論します。
また、地域コミュニティの経験や記憶の中に存在する現地固有の知を認識し、再検証するためのさまざまな方法について考えます。
第1セッション:グローバルな知と現地固有の知が交差する被災地コミュニティ
(原題:Disaster-affected
Communities in the Intersection of Global and Local Knowledge)
第2セッション:コミュニティ参加を通じた「現地固有の知」の認識のための学際的方法
(原題:Interdisciplinary
Methods to Identify Local Knowledge through Community Participation)
詳細とフォーラムへの参加は、こちらからどうぞ。
本フォーラムは、異なるセクター間の多言語交流を通じて学際的な視点からあらゆる局面への備えを促進するグローバルプラットフォームとしてノースウェスタン大学バフェット研究所と立命館大学の共催で行われます。
本イベントは、ウェビナー形式で実施され、英語、日本語、中国語、韓国語、インドネシア語の同時通訳が付きます。
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