GLAキャリア特別企画 「ANAあったか体験プログラム2022」 が開催されました

ニュース 2023年1月30日

GLAでは、2022年10月29日~11月27日の期間中4日間にわたり、正課外のキャリア特別企画「ANAあったか体験プログラム2022」を実施しました。ANA関西空港株式会社と連携したもので、事前学習、現場実習体験、事後プレゼンテーションの3つのパートで構成され、1・2回生を中心とした20名のGLA生が参加しました。

この企画では、航空業界の基幹業務である空港運営の現場での体験を通して、航空輸送を支える多種多様な仕事と役割があることを知り、自身の将来のキャリアの可能性を探ることを目指しました。さらに、現場で働く人たちの仕事への関わり方、大切にしていることなどを見つめながら、将来自分はどんな仕事や役割、考え方にワクワクするのかについても考える機会としました。

 プログラムは、1029日に行われた事前学習を皮切りに、ANAグループの行動指針、ANAブランドの概要、空港現場での業務紹介、ビジネスマナーなどを学びました。次に、1112日・13日の2日間にわたって実施された現場実習体験では、グランドハンドリング、旅客ハンドリング、オペレーションマネジメントの3つの業務についてレクチャーを受けました。その後、実際に各現場を見学し、そこで働く人たちの姿を見て、アナウンス体験や旅券発行手続きなどのロールプレイ体験をしました。また、社員の方々に直接質問や意見交換ができる座談会のほか、客室乗務員によるミール提供のデモンストレーションなどもあり、普段の利用者視点では見えない視座を高くする体験の連続でした。最終日1127日には、事前学習と現場実習での学びをもとに、ANA関西空港株式会社の社員の方々に向けてプレゼンテーションを行い、51グループで、事前学習時に提示されていた「共通テーマ」と「グループ別テーマ」の2つについて各グループが発表しました。共通テーマは、「空港の各部署での学生目線での改善点」が、グループ別テーマは、ESGDX化、競合他社との差別化戦略などの主要課題について、「ANAが取り組むべきことは何か」が提示されました。

 参加学生からは、「発表テーマは非常に難しかったが、事前学習と現場実習での体験が非常に役立った。」、「体験した内容は皆同じでも、感じ方がそれぞれ異なりアイディアをまとめるのが大変だった。しかしお互いを理解しようと努力し、最終的には全員の意見を無駄にすることなくまとめることができ、達成感を得た。」といった声が聴かれ、有意義な機会を得られたことがうかがえました。また、プレゼンテーション後の講評では、参加いただいたANA関西空港株式会社の社員の方々からのコメントに続いて、総務部人事課課長の中谷友巳さんから、「すべてのグループのプレゼンテーションに、お客様視点での提案がとても多く込められていた。それと同じくらい社員視点で提案してくれたのが嬉しい。今回学生の皆さんからいただいた改善の提案を会社に持ち帰り、是非ANA社員らの提案と繋げていきたい。』と総評をいただきました。

 GLAでは、本プログラムのように、多様な視点と視座を養い、低回生からキャリアについて考え、学生が自ら将来のキャリアをデザインできるような機会と場をこれからも提供し、支援していきたいと考えています。


ANAあったか2022最終プレゼンテーション日の様子


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