NEWS & EVENTS
10.23
2026
質的研究法講座 第2回「問いを研ぎ澄ます―切れ味ある研究を目指して」を開催
10月19日(月)に質的研究法講座「<問い>を研ぎ澄ます」の第2回が開催され、明治学院大学の星野真澄先生に「問いを研ぎ澄ます——切れ味ある研究を目指して」というタイトルでご講演いただきました。星野先生は教育学を専門とされており、現在は、日米比較を中心とした、初等中等教育の教育環境整備の制度的・財政的研究に取り組まれています。星野先生のお話は、1990年代後半に世界が求める学力観の転換が起きたことの共有からスタートしました。それまでは「どれだけ知識を覚えたか」という知識の詰め込み教育が主流でしたが、21世紀型の能力として「知識や技術をどう活用できるか」「実社会の中にある課題にどう向き合えるか」ということが求められ、「自ら学び、自ら課題を見つけ、自ら考える力の育成」が必要とされました。そして、「『好き』を育み、『得意』を伸ばす」ことが目指され、探究学習が推進されることとなったのです。こうしたことを背景に、問いの立て方として、個人的な関心や問題意識から立ちあげ社会的に解決すべき問題へとつなげていくことの重要性、問いを立てるうえでのスキルとしては、クリティカルシンキング(批判的思考)やメタ認知が必要であることなど、わかりやすくお話いただきました。当日は39名ほどの参加があり、アクティビティをおりまぜて参加者の主体的な関与をうながしながら、講演がなされました。
