教員紹介
経歴
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。
国際日本文化研究センター助教、セインズベリー日本藝術研究所(イギリス)フェロー、開智国際大学国際教養学部准教授などを経て現職。
主な著書に、『テレビ成長期の日本映画』(名古屋大学出版会、2018年)、『東京タワーとテレビ草創期の物語』(筑摩書房、2023年)など。
メッセージ
19世紀末に誕生した映画は、さまざまな変容を遂げ今日に至ります。以前は、映画館でのみ見られることが一般的であった映画は、テレビやインターネットといった、後発のメディア・テクノロジーの登場により、多様な場所で視聴されるようになり、また同時に競合を強いられるようにもなりました。こうした映画を取り巻く状況の変化が、その内容や形態にも影響を与えてきたという点に留意しながら、現在/未来の映画について一緒に考えていきましょう。