GRGP責任者からのメッセージ

理工学部副学部長 GRGP責任者
塩見 康博

君は英語で夢を見たことがあるか?

これは私が学生のときに、ある先生から問われたことです。

夢の中のすべての登場人物が、自分も含めて英語で会話している——そんな夢です。
当時はそんな夢を見たこともなかったし、この先も見ることはないと思っていました。

ところが、その後、海外で研究生活を送る中で、実際に夢の中の言語が英語になるという経験をしました。
これは、聞いた英語を日本語に翻訳して理解し、話したい内容を日本語で考えて英語に翻訳して発話するだけでは、なかなか起こりにくい変化でしょう。英語をそのまま聞き取り、英語で考え、英語で発言する日々を重ねることが必要になります。

理工学研究科が提供するGRGP(Global-ready Graduate Program)は、まさにそのような環境に身を置くための留学プログラムです。海外の大学や研究所で自分の研究を英語で語り、世界中の研究者・学生と議論する。そこで得られるのは、語学力だけでなく、研究を英語で発信する力、国際的な研究環境で視野を広げる経験、主体的に学び続ける理工系人材としての成長、そして世界中で志を同じくする仲間です。

翻訳ツールがどれだけ進歩しても、自分の言葉で研究を語り、相手と向き合うことでしか得られない価値があると考えます。英語に不安があっても構いません。将来、海外で研究したい人、世界を舞台に活躍したい人、自信を持って就職活動に臨みたい人を、GRGPはお待ちしています。

理工学部副学部長
GRGP責任者
塩見 康博