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2018519日(土)、立命館大学朱雀キャンパスにおきまして2018年度新任教員対象FDプログラム」第2回目を開催いたしました。当日参加人数は32名と盛況な研修会となりました。今回は、本プログラムの概要から現在のFD(Faculty Development)の現状まで、グループワークを交えながら解説・実践を行いました。プログラムはまず、最初の挨拶で森岡真史教学部部長・教育開発推進機構機構長から「良い授業とは何か」についてお話いただきました。そして、FDプログラムの概要説明を行った後、ご参加いただいた先生方とコンサルテーションを担当する教育開発推進機構機構の先生方を囲んで各キャンパスの昼食会を行いました。

 昼食会では吉田誠教学部副部長・教育・学修支援センター長からの挨拶と乾杯の音頭を皮切りにご参加の先生方同士、さらにはコンサルテーションの先生と活発な意見交換が行われ、交流が深まりました。アンケートでも「様々な先生と交流できるのがよかった」、「他学科の先生の意見、ベテランの先生のアドバイスを頂けてよかった」、「コンサル担当の先生もよく話を聞いてくださった」と好評でした。


                      (※昼食会の様子)

昼食会後は「コース・ポートフォリオ」(下記*参照)の説明から始まり、「立命館のFD」として「FDとは何か」、「FDの最前線はどのようになっているのか」、「立命館大学のFDとはどのようなものか」等の説明を行いました。その後、グループワークで各授業でのアクティブラーニングの導入やオンライン上での教育支援サービスである「manaba+R」の活用事例などをご参加の先生同士で共有しました。グループワークでは活発な意見交換・議論が続きました。


            (※講義の様子)

 グループワークについて、ご参加いただいた先生方のアンケートでは「アクティブ・ラーニングを通して学生の学習へのモチベーションを上げるという点について、よく理解できました。他方で、教員(自分自身)の授業及び授業準備へのモチベーションを上げる工夫についても、考えてみたくなりました」、「学部を越えた先生の講義の方法などを聞けたのはすごくよかった」、「4月に着任し、どう講義を進めるか、また、今の講義で起きている問題(学生のモチベーションの上げ方など…)について、ディスカッションできた。非常に為になった」などとあり、このワークがご参加いただいた先生方の日頃の教育への省察と交流の場になっていたことが明瞭でした。


           (※グループワークの様子)

 次回のプログラムは、2018年714日(土)に「青年期の心理を踏まえたコーチング」と「学生とのコミュニケーションに求められるスキル」をテーマに開催予定です。新任教員以外の教職員にも参加いただくことが可能ですので、奮ってご参加ください。

 実践的FDプログラムについてはこちらをご覧ください。

*コース・ポートフォリオはこのプログラムの最終成果物であり、担当するコース(科目)の教授学習活動と学生の学習成果について省察・記録したものです。

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