セミナー情報

開催日：2025年7月16日（水）／ 2025年度 第1回教学実践フォーラム「オンデマンド授業で探る大規模講義と教育効果の両立―学生は本当に学べているの？―」

◆テーマ
「オンデマンド授業で探る大規模講義と教育効果の両立―学生は本当に学べているの？―」

新型コロナウィルス感染症への対応はメディア授業の展開が飛躍的に進む契機となり、2025年度現在、本学において約140科目が遠隔科目として開講されている。
なかでもオンデマンド授業は、時間や場所を選ばず受講することができるという特性から、特に教養科目において近年、受講希望者が増加している。
しかしながら、オンデマンド授業では、学生が動画視聴に終始する受け身の学習スタイルに陥らないようにする工夫や、教員と学生の双方向性をいかに担保するかといった授業運営上の課題や、「学生は本当に学習が深まっているのか」という疑問も残る。
また、急速に進化を遂げる生成系AIを教育現場でどのように取り入れるかは、今を生きる私たちにとって、避けて通れないテーマになりつつある。
本フォーラムでは、まずメディア授業の特性、科目の到達目標に応じた適切な成績評価方法等、効果的な授業設計の全体像について概観した後、教養科目の「データサイエンスAI基礎」「データエンジニアリング基礎」*を事例として、いくつかの試行的取組を報告する。
今後のメディア授業（オンデマンド科目）の展開や、生成系AIの活用も含めた効果的な成績評価のあり方、授業運営について議論を深める機会としたい。
*2024年度より受講定員を400名から1000名に変更し、大規模オンデマンド科目として開講

◆内容
1. オンデマンド授業設計の基礎
● 中島 英博 教授(立命館大学・教育開発推進機構 教授)

2. 取り組み事例紹介
①到達目標・成績評価・授業スタイルについて
②大規模講義での授業質保証の工夫
③知識インプット・評価の取り組み
　小テストにおける自動採点導入
④知識アウトプット・評価の取り組み
　レポート評価におけるAl評価の可能性追求

● 山中司 教養教育センター長／生命科学部教授
● 西門秀人 共通教育推進機構准教授

3. 2024 年度の到達点と課題／2025 年度の試行と今後の展望
4. 意見交換・質疑応答

◆日時
　2025年7月16日（水）13：10～14：45

◆形式
　Zoomウェビナー（ライブ配信）

　＊使用言語は「日本語」のみです。

◆対象
本テーマにご関心のある学内教職員限定

◆申込は下記ＵＲＬより
https://forms.gle/FoRGyTBkEEMfuYzJ6
【申込締切】2025年7月14日（月）23：59

◆主催
立命館大学 教育・学修支援センター

◆お問い合わせ先
立命館大学衣笠学びステーション（担当：加藤・伊藤）
☎: 075-465-7865