(Convey) Seminar Reports
ポップカルチャー(映画・ドラマ・音楽等)をジェンダー的な視点から考える
Thinking about popular culture such as music, movies, and drama from a gender perspective
- ゴール
- 音楽・映画・ドラマなどのポップカルチャーをジェンダー的な視点から分析することで本ゼミを自分の周りの社会に起こるジェンダー差別などの問題について考えるきっかけにし、社会に向けてアクションを起こせるようにしたい。例えば、フェミニズム嫌いの人も多い社会において私たちに身近なポップカルチャーからジェンダーについて考えることで共感できる/してもらえるフェミニズムの考えを広め、女性のエンパワーメントを進めるなど。
By analyzing popular culture from a gender perspective, I would like to make this Mirai zemi an opportunity for participants to think about gender issues occurring in the society around them and to take action toward society. - 開催期間
- 2022年4月~2022年6月
- 頻度
- 週に1回1〜2時間程度・全8回を予定。対面とオンラインを併用するハイブリット形式で行う
Once a week for 1-2 hours for a total of 8 sessions.Conducted in a hybrid style that combines in-person and online - 使用言語
- 基本的に日本語を用いる。必要に応じて英語を用いることもできるが逐次通訳はしない。
Basically, Japanese is used. English may be used if necessary, but consecutive interpretation will not be provided. - キーワード
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ジェンダー/gender、フェミニズム/feminism、LGBTQ+/LGBTQ+、文化社会学、ポップカルチャー/popular culture、社会問題/social issue
- メンター
- 横田祐美子(衣笠総合研究機構助教) 教員紹介はこちら
ゼミレポート
本ゼミではゴールを「社会に向けてアクションを起こせるようになること」とし、4月から7月まで週に一回活動を行った。活動は本ゼミのテーマである「ポップカルチャーをジェンダー的な視点から考える」ことに沿いながら、各自の関心の持つポップカルチャーに関して資料を作成したうえで発表を行い、討論をする形で行った。
ゼミ内であった発表テーマは主に、映画、ドラマ、小説、アニメ、K-popアイドルや日本のアイドルに関するものであった。また、専門的に研究活動をされている方をゲストスピーカーに招き、テーマへの理解も深めた。ゼミでのゴールである「社会に向けてアクション」を起こすことは、Instagram発信等で活動をしている。
ゼミ活動では、皆身近なドラマや映画での問題やアイドルの表象ジェンダーに関してなどの議論が多くあり、自分たちと身近にあるポップカルチャーとジェンダー表象との関係性を考え気軽に発話する機会・空間の必要性をさらに強く感じた。