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京都を歩いて、まちの今を知る
- ゴール
- フィールドワークを通して京都の町を実際に歩き、観察や対話を通して、観光や歴史的なイメージだけでは捉えられない地域の「今」に目を向けることを目指します。地域に根差した人々の営みや空間の意味を見つめなおし、多様な視点からまちの未来について考える力を育みます。フィールドワークを通して、自らの関心も深め、新たな気づきや問いと出会うことも目的としています。
- 開催期間
- 前半期
- 頻度
- 月2.3回程度の対面活動を基本とし、フィールドワークは参加者の予定を考慮しながら柔軟に調整する予定です。
- 使用言語
- 日本語
- キーワード
-
- 京都、フィールドワーク、まち、地域コミュニティ、つながり、居場所、地域創生、
ゼミを立ち上げたいひと
産業社会学部3回生なぜ、このゼミを立ち上げたいのか(思いのたけ)
大学が京都にありながらも、日常生活のなかで京都のまちや地域について深く知る機会は多くないと感じています。観光や伝統文学だけではなく、今の京都を歩いて知り、地域にあるつながりや課題、可能性について考えたいと思い、このゼミを立ち上げようと考えました。
私はまちを歩くことが好きで、何気ないふとした風景や人の営みのなかに心が動かされることがあります。実際にまちに出て、その場の空気を感じながら学ぶことで、一人ひとりのなかに自然と問いや気づきが芽生えていくのではないかと思います。ゼミでは、そうした感覚を大切にしながら、気づいたことや感じたことをゆるやかに共有し合い、少しずつ京都のまちの「今」と「これから」を考えていけたらと思っています。
どんな人たちとゼミに取り組みたいか
・京都についてもっと知りたい方
・ふらっと出かけたり旅することが好きな方
・地域について興味がある方
・暮らしやコミュニティ、居場所について考えてみたい方
・地域を知ることで、自分の視野を広げてみたい方
どんなことに取り組みたいか
このゼミでは、京都市内の複数の地域を実際に訪れ、現地でのフィールドワークを行います。町家や商店、お寺、カフェ、地域の掲示板、地域活動の拠点など、まちの中にある「地域に根ざした空間や営み」を対象に、観察や記録、簡単な聞き取りなどを通して、その場が果たしている役割や意味について考えていきます。
訪れる場所やフィールドワークの具体的なテーマについては、ゼミのメンバーと相談しながら決めていきます。それぞれが興味や関心を持てる対象を大切にし、学びの主体を自分たちでつくっていくことを重視します。
フィールドワークで得られた気づきはゼミ内で共有し合いながら、多様な視点で京都というまちを見つめ直します。そして、地域の今と未来、持続可能なまちのあり方について、参加者それぞれが問いをもちながら考えていくことを目指します。