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Tourbillon(トゥルビヨン)性暴力をなくすための性教育を実現する
- ゴール
- <団体として> 性暴力が生じる社会的構造を子どもへのアプローチ(性教育)によって変える余地があるということを前提とした、 性教育カリキュラムの策定。学校への出張授業による性教育の実践。
<参加者の方が活動を通して得られるもの> 目の前の問題を社会構造と結びつけて考えられるようになる。 そして、そこに対し、一つの切り口による解消の手立ての検討ができるようになる。 また、性やジェンダーに関する問題を真剣に語り考え行動する場が得られる。 - 開催期間
- 2022年4月~2022年6月
- 頻度
- ・週1回の定例ミーティング(全10回を想定) 上記とは別に、 ・外部から人を招く勉強会は少なくとも4回 ・作業会(適宜) 定例ミーティングで次週までに行う作業の担当を割り振ることがあります。
- 使用言語
- 日本語
- キーワード
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- ジェンダー、性教育、教育社会学、フェミニズム、性暴力、出張授業、
- メンター
- 柳原恵(産業社会学部教授) 教員紹介はこちら
ゼミを立ち上げたいひと
法学部4回生なぜ、このゼミを立ち上げたいのか(思いのたけ)
性暴力は、そもそも なぜ生まれるのか、そして、どのようになくせるのか。 そこにある歪みは子どもの社会にも取り込まれ、価値観として形成されている...?大人の社会から子どもの社会へ。子どもたちは大人になっていく...。
性暴力の原因はもっと根本から、考え直さなければならない。全ての人が通ってきた道に性暴力の種は落ちており、芽を出していた。 大学生は、社会にも学問にも子どもたちとも近い。私たちだからできることがあるのではないだろうか。ただ、私たちにできることは問題の大きさに比べ、小さいものかもしれない。 そうであるならば、いっそ、色んな人を巻き込んで、大学生だから持てる問題意識を巻き上げよう。あなたと一緒に巻き上げたい。
性教育への関心も、性暴力抑止の重要性の認識もこれまでになく高まっている。しかし、表面的な理解に止まってはいないだろうか。文科省が始めた「生命の安全教育」は警察的な関心からであり、これまでの「寝た子は起こすな」という純潔教育の延長にある。歪んだ情報が吹きすさび、子どもたちは寝ることも許されていない現状であるにもかかわらず...。
そもそも、現代社会に生きている私たちは、多くの歪みを抱えながら生活している。それに自覚できないままで真っ当な教育を成すことはできない。 機運が高まっている今だからこそ、現在の動きに、依って立つ場所に批判的に実践をしていかなければならない。
ともに、よりましな社会に変えていく仲間を探しています。
どんな人たちとゼミに取り組みたいか
・性教育に関心がある、出張授業がしたい、カリキュラム策定に興味がある、保健の授業に疑問があった人
・性に関する報道に疑問を感じる人
・子どもの頃に置かれた社会で何かしら違和感や居心地の悪さを感じていた人
・その場にいる人を尊重しようと思える人
・自分と考えが異なる人と対話していきたい人
・社会を変えていきたい人
どんなことに取り組みたいか
・性教育の出張授業
・性教育のカリキュラム(義務教育課程の指導計画)策定
・性に関する自分の感覚をベースにする話し合いの場の設計
・設定(対象は大学生と小学生の二種類)
そのために、
・先進事例や身の回りの問題を検討する勉強会
・大学教員や実践者を招いての勉強会
なども行う