第110回ミニ企画展示
京都の伝統産業と戦争
ー陶磁器の活用をめぐって
▲展示室の様子
▲陶器製手榴弾と納入用木箱(国際平和ミュージアム蔵) |
▲木銃(個人蔵) |
開催趣旨
本展は、立命館大学大学院生で構成される美術・工芸研究会の成果発表の一つです。美術・工芸研究会は、本学大学院課による「研究会活動支援制度」の助成を受け、2014年に活動を開始しました。4年間にわたり同助成を獲得しつつ、活動を行なっています。本研究会では活動の一環として、立命館大学文学部・木立雅朗研究室が行っている京都市五条坂の京焼の窯元調査に同行してきました。
その中で、ある職人が祖父の持ち物であった「木銃」を見せてくださいました。この木銃は、京都を代表する伝統工芸品の一つである京焼にも、「戦争」の影が迫っていたこと私たちに示してくれました。このできごとをきっかけに、本展は企画されました。
京都の伝統産業と戦争を切り口にした展示を通して、伝統工芸品のなかに見える「戦争」の存在に迫りたいと考えています。
会 期 | 2017年9月12日(火)~10月4日(水) |
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会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 2階常設展示室内 |
時 間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(但し、9/18は開館)、9/19(火)、9/24(日) |
参観料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) *10/3(火)・4(水)は「世界報道写真展2017」開催のため、大人500円(個人・団体とも)になります。 |
主 催 | 2017年度立命館大学大学院学生研究会活動支援制度助成対象「美術・工芸研究会」 |
共 催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |