この経営管理研究科の一番の狙いは理論をベースに実践的なスキルを身につけてもらい、社会に出たときに即戦力として通用する「経営プロフェッショナル」を養成することです。既存の研究科では理論を学ぶ学究的な部分が主であったと言えます。しかし、現在、企業は即戦力となる人材を求めています。そのために、理論を学んだ上で、実践力を身につけることが重要になっています。
そして、そのような社会のニーズに対し経営管理研究科では、企業経営コース(ビジネス・スクール)と企業会計コース(アカウンティング・スクール)を設定しました。
企業経営コース(ビジネス・スクール)では、ビジネスを創造し革新するグローバルな経営人材の養成を目指し、創造人材、マーケティング、国際経営の3つのプログラムを設置しました。また、企業会計コース(アカウンティング・スクール)では、新公認会計士試験に対応したプログラムやファイナンス分野における専門家育成に対応したプログラムを設け、高度な倫理観を有する公認会計士や、企業価値を高める財務・会計専門人材の養成を目指しています。
授業の内容には、理論を学ぶだけではなく、教員と院生や、院生同士のコミュニケーションを多く取り入れています。授業では班に分かれてディスカッションをし、最後に審査を行う方法のものもあります。立命館大学の経営管理研究科では実務家教員数の割合も7割を超えており、第一線で活躍する先生方の「ナマ」の声を学ぶことができます。 |