■ 実際にワシントン大学に研修に行かれてみてどうでしたか。
まず、英語力が格段に上がりました。実際にTOEIC®のスコアを大幅に伸ばす事が出来ました。英語の実力を上げることができたのは現地で積極的な行動をとったからだと思います。私はワシントン大学でバイオインフォマティクスの研究をしている先生の研究室を個人的に訪ねました。私は実際に辞書を片手に先生の話を聞き、自分の考えを積極的に英語で表現しました。今考えるとそれが英語で書かれた論文を読む力になったと感じていますし、これからの卒業論文作成のためにも活かしていきたいです。また、最先端の研究をしている海外の教授と直接対話することで刺激を受け、研究に対する考え方も広がりました。マイクロソフトの現地法人の見学などから、実際のモノづくりのプロセスを間近でこの目で見ることができたことも、今後の自分の進路を考えるうえで大きな経験となりました。
■ 海外研修などを通じて、自分の専門分野における実力を上げる努力をされている橋本さんですが、今後どのような目標をもたれていますか。
将来は、地方公務員になることを目指しています。行政の中に新しい分野であるバイオインフォマティクスを取り入れている所は、現在はあまり無いと感じています。例えば医療の現場や遺伝子の分野にこの研究を取り入れ、自分の学んだ専門性を活かして新しい産官連携のモデルの構築に貢献していきたいと思っています。 |