2020年に向けた学園づくり
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R2020コンセプト
総長メッセージ
学園ビジョンR2020
ビジョン策定への取組み
総長挨拶 学校法人立命館総長 立命館大学長 川口清史


ともに立命館と世界の未来を切り拓く 学園ビジョン1stドラフトの提起

「立命館は、人類の未来を切り拓くために、学問研究の自由に基づき普遍的な価値の創造と人類的諸課題の解明に邁進する―」。2006年7月に私たちは、立命館の理念と使命を立命館憲章としてまとめ、社会に提示するとともに、それに基づく学園づくりに取り組んできました。

 この間、教育研究機関として私たちが果たすべき役割とそれに対する社会の期待はこれまで以上に高まってきています。こうした中、私たちは「学園ビジョンR2020」をつくりあげる議論に取り組んできました。これは、2020年の世界と地域に立命館が果たすべき役割とそれを実現する学園の姿を明らかにし、私たちがめざす方向性を示すための議論です。立命館の建学の精神、教学理念、立命館アジア太平洋大学の基本理念、立命館憲章など、長い歴史と理念をふまえ、未来を志向することを心がけました。この議論の到達点として「学園ビジョンR2020 1stドラフト」を皆さんに提起します。

 

Creating a Future Beyond Borders
自分を超える、未来をつくる。

 

 2020年にむけて、私たちがめざす学園ビジョンです。人間と人間、人間と社会、人間と自然がよりつながり、争いのない世界を構築する―。その実現のために、国や地域、組織、制度といった私たちの周りにあるさまざまな境界だけでなく、私たち個々人の中にある境界をも超えて、未来を切り拓く人材育成と学術研究に取り組む学園。教育・研究を通じて「人間・地域・世界・地球が直面する課題の解決」にチャレンジする立命館学園をつくっていこうというものです。

 この学園ビジョン策定において大切なキーワードを「参加・参画」としました。学園に関わる一人ひとりのアイデアを集め、ともに議論し、私たちの進む方向を見出していく。これまでの私たちの学園づくりを振り返ったとき、このことがもっとも重要だと考えるからです。2009年5月より、学園の教職員で構成される「学園ビジョン策定委員会」を中心に、教職員からの提言募集、大学、学校、部局ごとの懇談会などの取組みを通してこの1stドラフトを作成しました。これからは、学生・生徒・児童、教職員、卒業生、保護者をはじめとした学園を構成する、あるいは学園を支援いただいている方々との意見交換を通して、この内容を豊富化し、最終的に学園ビジョンとして取りまとめていきます。

 さらに、最終的な学園ビジョン策定と並行して、2011年からの新たな中期計画の検討を開始します。

 2020年にむけて、皆さんとともに未来の立命館学園をつくりあげていく。学園ビジョンR2020の策定へのご協力をお願いします。

 

 

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