新任教員のご紹介
2026年4月に嘱託講師として太田真実先生、川瀬愛先生、堀野善康先生、水野瑛子先生が着任されました。ご着任にあたって4人の先生に抱負をお聞きしました。
――太田真実先生――
みなさん、こんにちは。
太田真実です。
4月に衣笠キャンパスに着任しました。
生まれは韓国、育ちは関西です。幼少期より複数言語環境で成長したこともあり、将来は言語教育に携わりたいと漠然と考えてきました。当時から、言語を教えることや、言語を介して人と人をつなげることに喜びを感じていたのだと思います。
大学では中国語を専攻し、大学院では日本在住の中国につながりを持つ人々のことば(母語・継承語)に対する意識を研究してきました。同時に、将来は海外で日本語を教えたいという思いから、日本語教育も自身の専門の柱の一つとして取り組んできました。
私が言語学習(教育)において大切にしているのは、人とのつながりです。言語学習のきっかけは様々ですが、学習者の皆さんが日本語を通してより多くの人とつながり、多様な経験を重ね、その過程で新しい「自分」を発見してほしいと考えています。時には上手くいかないこともあるかと思いますが、そのような時には少し立ち止まることも重要です。皆さんに寄り添いながら支えていける教員でありたいと思っています。
日本語を通して、皆さんと様々なつながりを築いていけることを楽しみにしています。
――川瀬愛先生――
2026年4月より嘱託講師として着任いたしました川瀬です。
日本語教師として教え始めて20年近くになりますが、ここ数年、外国語の学習方法や学習者が多様化してきていることを感じます。ITやICTの発展やコロナ禍を経て、学習者の学びの選択肢が広がり、また外国語学習の動機も千差万別です。このような中でも、私は「人と人との関わりの中で何が学べるのか」を重視しています。コロナ禍を経て、対面での交流の大切さを強く実感した人も多いと思います。クラスにおいては、生成AIやデジタル機器からでは得られない学びを大切にし、立命館大学で学ぶ学生が自分の体験や文化、生活について自分のことばで表現できるよう支援します。また、さまざまな背景を持つ人たちと意見を交わし、共有し、理解し合える場をつくりたいです。そして、教室やキャンパス内だけでなく、どんな大海に出ていっても、さまざまな人たちとの対話と交流を通して相互理解ができ、自律的に日本語力が養えるようになることを望んでいます。
――堀野善康先生――
こんにちは。今年度の4月より衣笠・OICに着任いたしました。堀野善康と申します。
私は大学生の頃はバンド活動をしておりましたが、3年次で交換留学、4年次で留学生寮のレジデントアシスタントを経験し、国際交流や日本語教育に興味を持ちました。卒業後には一般企業に就職したものの、地域日本語教育でボランティアをする機会があり、そこから徐々に日本語教育に本格的に取り組むようになりました。
私はこれまで、アメリカでは小学校、台湾では大学や高校、学習塾及び高齢者施設で日本語・日本文化を教え、様々な年代の方々と接する機会に恵まれました。その中で海外で日本文化に触れる方々の共通する想いは、「日本人と話したい」「日本に行ってみたい」というもので、私自身が教壇に立つ上で、単に日本語を教えるだけでなく、自分が海外において「日本人」という母語話者として伝えられる「日本」とはなにか、またいかにして年齢が私よりも若い学生が日本に行きたいという「夢」を持ってもらえるか、ということを常に考え、授業のデザインをしておりました。そういった中で、学生が私の地元、滋賀の「ひこにゃん」のお土産を買ってきてくれて、「よし先生、滋賀に行ってきました!」と言ってくれたことなどがとても印象に残っています。そのように学生の歩みを一歩でも支えられると、教員としてのやりがいを感じました。
そして、今回は立命館大学で教えることとなり、上記のような学生たちの「夢」が叶った状態を目の当たりにすることになるのでしょう。そういった中で、再び自分自身の「日本人」としてのあり方を、日々学生と接する中で再構築し、学生の留学生活の支えとなれるよう邁進していきたいと思います。
――水野瑛子先生――
初めまして。2026年4月に着任した水野瑛子です。
大学を卒業後ベトナムで2年、帰国後は出身地の愛知県名古屋市で日本語教育に携わってきました。学生時代も、卒業後もさまざまな方と出会い、自分の思い込みや固定観念に気づき、新しい考え方や価値観に触れてきました。苦しいことも嬉しいことも私を成長させてくれたと思っています。初めて関西で生活するにあたり、また新たな出会いや経験をすることをとても楽しみにしています。
授業においても固定観念にとらわれず、学生の皆さんの気づきや発見を大切にしながら、ともに学びを深めていけるように努めてまいります。これからどうぞよろしくお願いいたします。