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受付終了

★見逃し配信【日本史探究】冤罪と粛清の日本古代史

申込受付開始日時
第1回 2022年11月2日(水)9時
第2回 2022年11月30日(水)9時
第3回 2022年12月28日(水)9時
第4回 2023年2月1日(水)9時
第5回 2023年3月1日(水)9時
第6回 2023年3月29日(水)9時
申込締切日
2023年4月25日(火) 23時59分まで

受付終了しました。

講師
本郷 真紹 (立命館大学文学部 教授)
講義紹介
日本古代史上、著名な皇族や官人で、冤罪により粛清された例は、枚挙に暇がありません。往々にして、皇位をめぐり皇族の近親者で骨肉の争いが繰り返され、また政治権力争いで有力な官人が冤罪で葬り去られる、といった事件が、7・8世紀に相次いで起こりました。その代表的な事例を検証し、事件に至る経緯と政治的背景を探るとともに、常にそのような非常手段を通じて体制の安定を図った日本古代史像について、改めて評価を試みます。

第1回 蘇我石川麻呂事件  <無料>  

乙巳の変(645)で中大兄皇子らとともに蘇我入鹿暗殺・蘇我本宗家討滅を敢行し、右大臣に任ぜられた蘇我石川麻呂が、大化5年(649)に皇太子殺害を目論んだとして自死に追い込まれます。その経緯を振り返ります。

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<人物相関図> ※クリックすると大きく表示されます。

第2回 有間皇子刑死事件   

孝徳天皇の遺子・有間皇子は、斉明4年(658)に蘇我赤兄より朝廷の失政を論って蜂起を促され、その志をもった途端、捕縛されて天皇等が湯治に訪れていた牟婁の湯(白浜温泉)に護送され、死を賜ります。皇太子中大兄皇子と蘇我赤兄の策謀と言われるこの事件、その真意を探ります。

第3回 大津皇子の謀叛    
聡明で父・天武天皇の信任を受けていた大津皇子、その母は天智天皇の娘・大田皇女で、持統天皇の同母姉でした。朱鳥元年(686)、天武天皇崩御後、政務を担った鸕野皇后(持統天皇)は、すぐに謀反の廉で大津皇子を捕縛し、死に至らしめます。
甥を排斥した鸕野皇后の意図に迫ります。

第4回 長屋王の変 
天武天皇の孫・高市皇子の子で、文武天皇の妹・吉備内親王を妃とする長屋王は、藤原不比等亡き後政権の中枢に位置しましたが、聖武天皇の皇子・基王が夭逝すると、左道を学び国家転覆を謀ったとして自死に追い込まれました。著名なこの事件、藤原氏の陰謀という評価は正当でしょうか。

第5回 井上内親王厭魅事件  
宝亀3年(772)、光仁天皇の皇后であった井上内親王は、天皇を厭魅した廉で皇后を廃され、その子・他戸親王も皇太子を廃されます。この親子はやがて大和国宇智郡に幽閉され、同日に死んだと記録されています。そもそも、光仁天皇の即位自体が、井上内親王の存在によるとされていたのですが、何故この母子を葬り去らねばならなかったのでしょうか。

第6回 藤原種継暗殺事件  
延暦4年(785)、長岡遷都の翌年に生じたこの事件、遷都に反対する勢力が一掃されたとされ、大伴家持をはじめ、大伴氏や佐伯氏など名族の官人が多く処罰されることになりました。とりわけ、皇太子の早良親王が首謀者として捕らえられ、死去する事になります。怨霊が以後の桓武天皇を苦しめ続けた早良親王、その力の根源は何処にあったのでしょうか。
ライブ配信を申込まれた方は、新たにお申込みいただく必要はありません。
配信期間中であれば、いつでも何度でもご視聴いただけますので、復習用などにご活用ください。

◆配信期間:講義実施日の次の水曜日9時~2023年4月26日(水)24時(深夜0時)※全6回共通
※このページは「見逃し配信」のご案内ページです。ライブ配信の詳細・お申込みはこちら
対象 どなたでもお申込みいただけます。
開講期間/開講日 講義実施日の次の水曜日9時~2023年4月26日(水)24時(深夜0時) ※全6回共通
受講料 受講料:1回 1,500円(※第1回無料)
※お申込み後のキャンセル・払い戻しは、お受けできません。受講料のお支払いはクレジットカード(JCB・VISA・Master Card・American Express)払いのみです。
関連ファイル お申込み・受講にあたっての注意事項

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