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【名著耽読】背徳のベストセラー-谷崎潤一郎「痴人の愛」と石原慎太郎「太陽の季節」-(全2回)

申込締切日
各講義の2日前の23:59
定員
第1回:1000名 第2回:200名 ※いずれも先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください。

受付終了しました。

講師
深町 博史(大谷大学 文学科 助教)
講義紹介 文学作品は人間の様々な側面を描き出します。それは時にその時代社会の道徳と対立し、賛否両論を巻き起こしながら多くの人に読まれ、流行語を生み出すこともあります。この2回の講義では、そのように社会に大きな影響を与えたベストセラー小説を取り上げて鑑賞していきます。作品を楽しむことは何より大切なことですが、現在とは大きく異なる環境の中で生み出された小説を読むことで社会における文学の役割について改めて考え、それが持つ力と可能性に思いを巡らせる機会にもなればと思います。
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回数: 全2回
時間: 各回14:00~15:30 ※Q&A(質疑応答)含む
講義資料:事前配布あり
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第1回 2022年7月5日(火) 谷崎潤一郎「痴人の愛」を読む ―「愛」と道徳 <無料>  【受付終了】 
谷崎潤一郎『痴人の愛』は1924(大正13)年3月から翌年7月にかけて「大阪朝日新聞」(前半)と雑誌「女性」(後半)に連載されました。際限のない要求や不貞行為によって「私」(河合譲治)を振り回すナオミ(奈緒美)の奔放な在りようは「ナオミズム」という流行語を生み出しました。そのようなナオミに自ら進んで支配されることを選ぶ「私」の「愛」からは、彼等の関係性とともにどのような時代相が見えてくるのでしょうか。
第2回 2022年7月19日(火) 石原慎太郎「太陽の季節」を読む ―「衝動」と道徳  【受付終了】 
石原慎太郎『太陽の季節』は第1回文學界新人賞受賞作として1955(昭和30)年7月に「文學界」に発表され、翌年に第34回芥川賞を受賞しました。ボクシングに熱中する高校生・津川竜哉の退廃的な生活を描いたこの小説は、既存の道徳や秩序にとらわれず享楽的に生きる青年を指す「太陽族」という流行語を生み出しました。一橋大学在学中であった作者が世の中に大きな衝撃を与え、その華麗な文壇デビューを果たすきっかけとなった作品を読み直します。

※本講義はZoomウェビナーを使用したライブ配信講義です。

対象 どなたでもお申込みいただけます。
開講期間/開講日 2022年7月5日(火)・7月19日(火)  14:00~15:30
受講料 第1回無料 第2回1,500円 

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