平安遷都の背景-桓武天皇の苦悩と構想
- 開講期間/開講日
- 2020年10月10日(土) 10:00~11:30
- 申込締切日
- 2020年10月8日(木)
- 定員
- 500名
受付終了しました。
講師 |
1957年、大阪市生まれ。1987年、京都大学大学院 文学研究科 国史学専攻 博士課程学修退学。富山大学人文学部助教授を経て、1996年、立命館大学文学部に着任。研究テーマは、日本古代の律令国家・王権と仏教。奈良・平安時代の宗教的事象を通じ、イデオロギー支配装置としての宗教の役割や王権の宗教的性格、地域の宗教文化の特性などを研究。『日本の名僧1 和国の教主聖徳太子』(編著、吉川弘文館、2004年)、「考証 日本霊異記(上)」(監修、法藏館、2015年)などがある。テレビなど各種メディアにも多数登場。学校法人立命館理事補佐、立命館大学硬式野球部部長などを歴任。2023年より立命館大学文学部特命教授。
本郷 真紹 (立命館大学文学部 特命教授)
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講義紹介 | 父・光仁天皇の譲位により天応元年(781)に即位した桓武天皇は、3年後に平城京から山背の長岡京へと遷都し、その10年後には、平安京への遷都を敢行する。その背景には、天武天皇の皇統から天智天皇の皇統への変化、自身の母が渡来系氏族の出身であることの影響、そしてまた、平安京への遷都には、非業の最期を遂げた早良親王の怨霊に対する畏怖が存在した。改めて平安遷都の意義を考え、桓武天皇の宮都に対する構想を探ってみたい。 |
対象 | どなたでもお申込みいただけます。 |
開講期間/開講日 | 2020年10月10日(土) 10:00~11:30 |
受付終了しました。