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桓武天皇と平安京(全4回)

開講期間/開講日
2022年 2月12日(土)・26日(土)・3月12日(土)・19日(土)
申込締切日
各講義の2日前の23:59
定員
各回200名(初回のみ1000名 先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください。)

受付終了しました。

講師
1957年、大阪市生まれ。1987年、京都大学大学院 文学研究科 国史学専攻 博士課程学修退学。富山大学人文学部助教授を経て、1996年、立命館大学文学部に着任。研究テーマは、日本古代の律令国家・王権と仏教。奈良・平安時代の宗教的事象を通じ、イデオロギー支配装置としての宗教の役割や王権の宗教的性格、地域の宗教文化の特性などを研究。『日本の名僧1 和国の教主聖徳太子』(編著、吉川弘文館、2004年)、「考証 日本霊異記(上)」(監修、法藏館、2015年)などがある。テレビなど各種メディアにも多数登場。学校法人立命館理事補佐、立命館大学硬式野球部部長などを歴任。2023年より立命館大学文学部特命教授。
本郷 真紹 (立命館大学文学部 特命教授)
講義紹介 西暦794年、桓武天皇は長岡京をわずか10年で放棄し、新たな都に移ります。その都を「平安京」と名付けました。それまでの地名を冠する都と違い、天皇の思いが名前に込められたのです。桓武天皇は、どのような新しい都を構想したのでしょうか。本講義では、古代最後の女帝となった称徳天皇、桓武天皇の父である光仁天皇、桓武天皇の時代と、平安京の成立に至る過程を辿り、その歴史的意義に迫りたいと思います。
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回数: 全4回
講師: 本郷 真紹(立命館大学文学部 教授)
時間: 各回10:00~12:00 ※Q&A(質疑応答)含む
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第1回 2月12日(土) 称徳天皇と法王・道鏡  
藤原仲麻呂の乱の勝利を経て、再び皇位に即いた称徳天皇は、出家した尼身分の天皇でした。そして、その信任を受け皇位を窺ったとされるのが、法師・道鏡。しかし、この二人に関する評価には、事実と認めがたい部分が多くあります。改めて、その真偽を問い直します。 

第2回 2月26日(土) 光仁天皇と宮廷の異変  
称徳天皇の崩御により、天智天皇の孫に当たる光仁天皇が即位。皇后・井上内親王は聖武天皇の娘で、二人の間に生まれた他戸親王が立太子します。ところが、その二年後には、井上皇后は「厭魅(えんみ)の罪」で廃され、他戸親王も連座することになります。謎の多いこの事件の真相に迫ります。

第3回 3月12日(土) 桓武天皇の即位と「革命」  
他戸親王に代わり立太子したのは、高野新笠という渡来系の女性を母にもつ山部親王でした。やがて父・光仁天皇の譲位を受けて桓武天皇となりますが、天皇は自身が天智系の皇統に連なることを強調し、自身の即位を革命と意味付けました。その意図するところを考察します。

第4回 3月19日(土) 長岡京から平安京へ 
桓武天皇により新たに設けられた長岡京は、遷都後僅か十年にして放棄され、平安京が営まれました。「平安」という名称に込められた桓武天皇の思い、そこには、長岡遷都に関わって死を遂げた弟・早良親王の霊障が存在しました。歴史の転換期に生じた悲劇を探索します。
対象 どなたでもお申込みいただけます。
開講期間/開講日 2022年 2月12日(土)・26日(土)・3月12日(土)・19日(土)

受付終了しました。

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