【日本史探究】法王道鏡の軌跡(全2回)
- 開講期間/開講日
- 2025年7月26日(土)・8月23日(土) いずれも10:00~12:00
- 申込受付開始日時
- 2025年6月26日(木) 9:00
- 申込締切日
- 各講義の2日前の23:59
- 定員
- 各回200名(先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください。)
講師 |
本郷 真紹(立命館大学文学部 特命教授)
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講義紹介 |
古代最後の女性天皇となる称徳天皇(孝謙太上天皇)は、764年に恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱を経て重祚しました。彼女は歴代天皇のうち唯一の「出家天皇」であり、尼の身分のまま即位し、仏教の師と仰いだ道鏡を大臣禅師から太政大臣禅師、そして法王と、空前の地位につけたのです。称徳天皇の崩御後、皇嗣を目論んだというかどで下野薬師寺に左遷される道鏡、本講義では、法王道鏡を生みだした背景と、道鏡に関する情報の虚偽、評価の妥当性について、再検討を試みます。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 回数: 全2回 時間: 各回10:00~12:00 ※Q&A(質疑応答)含む 講義資料:レジュメ事前配布あり ※本講義では講義日前日にレジュメ(講義のアウトライン・ポイントが記載された資料。講義スライドとは異なります)を配布します。 ※9月以降(日程未定)に、講義内容をふまえたバスツアーを実施予定です。募集に関する詳細は、決定次第講義内でお知らせいたします。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 第1回 2025年7月26日(土) 法王道鏡出現の背景 古代の僧尼には、高度な教義の理解と共に、修行を通じて身につける病を治す力が求められ、有力者と高僧の「癒着」を生む要因となりました。法王道鏡を生みだす背景となった、当時の僧尼に対する評価の実態を探ります。 第2回 2025年8月23日(土) 法王道鏡の虚実
大臣禅師からやがて法王へと昇進する道鏡は、自身の一族を高位高官につけ、称徳朝の政治を領導したとされ、「道鏡政権」などと呼ばれます。これは確実な根拠のある事実なのでしょうか。当時の史料から、その虚実を解明します。 ※本講義はZoomウェビナーを使用したライブ配信講義です。 本講義は、「見逃し配信」(ストリーミング配信)を以下の要領でおこないます。 配信期間中であれば、いつでも何度でもご視聴いただけますので、復習用などにご活用ください。 ◆配信期間
講義実施日の次の水曜日9時~9月30日(火)24時(深夜0時) ※2回共通 ※「お申込み・受講にあたっての注意事項」をお読みください。
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対象 | どなたでもお申込みいただけます。 | ||||
開講期間/開講日 | 2025年7月26日(土)・8月23日(土) いずれも10:00~12:00 | ||||
受講料 | 受講料:1回 1,500円 ※お申込み後のキャンセル・払い戻しは、お受けできません。受講料のお支払いはクレジットカード(JCB・VISA・Master Card・American Express)払いのみです。 |