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【日本史探究】法王道鏡の軌跡(全2回)

開講期間/開講日
2025年7月26日(土)・8月23日(土) いずれも10:00~12:00
申込受付開始日時
2025年6月26日(木) 9:00
申込締切日
各講義の2日前の23:59
定員
各回200名(先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください。)
講師
open-univ/2023_hongo  1957年、大阪市生まれ。1987年、京都大学大学院 文学研究科 国史学専攻 博士課程学修退学。富山大学人文学部助教授を経て、1996年、立命館大学文学部に着任。研究テーマは、日本古代の律令国家・王権と仏教。奈良・平安時代の宗教的事象を通じ、イデオロギー支配装置としての宗教の役割や王権の宗教的性格、地域の宗教文化の特性などを研究。『日本の名僧1 和国の教主聖徳太子』(編著、吉川弘文館、2004年)、「考証 日本霊異記(上)」(監修、法藏館、2015年)などがある。テレビなど各種メディアにも多数登場。学校法人立命館理事補佐、立命館大学硬式野球部部長などを歴任。2023年4月より現職。 
 
 
本郷 真紹(立命館大学文学部 特命教授)
講義紹介
古代最後の女性天皇となる称徳天皇(孝謙太上天皇)は、764年に恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱を経て重祚しました。彼女は歴代天皇のうち唯一の「出家天皇」であり、尼の身分のまま即位し、仏教の師と仰いだ道鏡を大臣禅師から太政大臣禅師、そして法王と、空前の地位につけたのです。称徳天皇の崩御後、皇嗣を目論んだというかどで下野薬師寺に左遷される道鏡、本講義では、法王道鏡を生みだした背景と、道鏡に関する情報の虚偽、評価の妥当性について、再検討を試みます。
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回数: 全2回
時間: 各回10:00~12:00 ※Q&A(質疑応答)含む
講義資料:レジュメ事前配布あり
※本講義では講義日前日にレジュメ(講義のアウトライン・ポイントが記載された資料。講義スライドとは異なります)を配布します。
※9月以降(日程未定)に、講義内容をふまえたバスツアーを実施予定です。募集に関する詳細は、決定次第講義内でお知らせいたします。
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第1回 2025年7月26日(土) 法王道鏡出現の背景  
古代の僧尼には、高度な教義の理解と共に、修行を通じて身につける病を治す力が求められ、有力者と高僧の「癒着」を生む要因となりました。法王道鏡を生みだす背景となった、当時の僧尼に対する評価の実態を探ります。
第2回 2025年8月23日(土) 法王道鏡の虚実  
大臣禅師からやがて法王へと昇進する道鏡は、自身の一族を高位高官につけ、称徳朝の政治を領導したとされ、「道鏡政権」などと呼ばれます。これは確実な根拠のある事実なのでしょうか。当時の史料から、その虚実を解明します。

※本講義はZoomウェビナーを使用したライブ配信講義です。

  見逃し配信について
本講義は、「見逃し配信」(ストリーミング配信)を以下の要領でおこないます。
配信期間中であれば、いつでも何度でもご視聴いただけますので、復習用などにご活用ください。
◆配信期間 
 講義実施日の次の水曜日9時~9月30日(火)24時(深夜0時) ※2回共通

対象 どなたでもお申込みいただけます。
開講期間/開講日 2025年7月26日(土)・8月23日(土) いずれも10:00~12:00
受講料 受講料:1回 1,500円
※お申込み後のキャンセル・払い戻しは、お受けできません。受講料のお支払いはクレジットカード(JCB・VISA・Master Card・American Express)払いのみです。
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