★見逃し配信 【日本史探究】歴史の闇に光射す-史料が解き明かす日本近代史(全6回)
- 開講期間/開講日
- 講義実施日の次の水曜日9時00分~2023年11月29日(水)23時59分 ※全6回共通
- 申込受付開始日時
- 第1回 2023年5月31日(水)9:00
第2回 2023年6月28日(水)9:00
第3回 2023年7月26日(水)9:00
第4回 2023年8月30日(水)9:00
第5回 2023年10月4日(水)9:00
第6回 2023年11月1日(水)9:00 - 申込締切日
- 2023年11月28日(火) 23時59分まで
受付終了しました。
講師 |
1994年 東京大学大学院 人文科学研究科 日本史学専攻 博士課程単位取得満期退学。
1995年 立命館大学に着任。専門は日本近代政治史。「公議」をキーワードに幕末維新史の再構築を目指す。治水・競馬など従来の政治史にはない斬新な視点から現代日本社会が成立した過程も研究。著書に「西園寺公望関係文書」(山崎有恒・西園寺公望関係文書研究会編著,松香堂書店,2019年),「人物からたどる近代日中関係史」(共著・国書刊行会), 京都の歴史災害」(思文閣出版)等がある。テレビ・雑誌等メディアの出演も精力的におこなう。
山崎 有恒 (立命館大学文学部 教授)
|
|
---|---|---|
講義紹介 |
このシリーズでは、日本近現代史上の「謎」をいくつか取り上げ、史料を武器にその「謎」に迫っていきます。「史料」とは手紙や日記など、人が書き残した文書史料のことを指し、私たち歴史学者はそれを用いて歴史上の「謎」と戦っています。そんな歴史学の面白さ、醍醐味が少しでも伝わるような講義にしたいと思っています。 第1回 2023年5月27日(土) なぜ三菱は巨大財閥へと発展できたのか? <無料> 見逃し配信中 現代日本において日本を代表する企業集団として財界をけん引する三菱グループ。しかしその創業当時は苦難の連続で、滅亡の危機に見舞われることも多くありました。三菱はこの苦境をなぜしのぎ切ることができたのか?史料が語る意外な物語をお届けします。 明治維新に際して掲げられた「五か条の御誓文」において、明治天皇はすべての政治は「公論」に基づき決定されると宣言しました。これを受けて明治二年、公議所が開設され、西欧型の議会制度が日本にも導入されましたが、わずか半年で崩壊することになります。「公議」政治体制はなぜ崩壊したのか、未見の史料からその謎に迫ります。 明治時代の日本において、自然災害は大きな政治課題となっていました。度重なる水害、火災、地震。こうした危険に対して政府は西欧の新技術を導入することで対処していこうとしますが、抜本的な対応には失敗しました。それはなぜか。ある治水家の史料から解き明かします。 明治24年、日本を巡遊中のロシア皇太子ニコライが護衛の警官津田三蔵に襲われ重傷を負いました。ニコライ警護のSPだった津田がなぜ任務を放棄して、ニコライに切りつけたのか?史料から浮かび上がるある「疑惑」について解説します。 大津事件で司法権の独立を守り通し、日本最高の裁判官と評された児島惟謙。しかしその翌年物語は暗転、児島はあるスキャンダルに巻き込まれて裁判官を辞職することになります。彼はなぜ闇に葬られたのか。史料から浮かび上がる闇の派閥の策動を紹介します。 日本が保有していた植民地に必ず競馬場があったという事実は、あまり人々に知られていないようです。台湾、朝鮮、関東州から樺太に至るまで、植民地全域に競馬場が設置されたのはなぜだったのか?植民地経営において競馬場がどのような役割を果たしていたのか。史料からそれらの謎に迫ります。
|
|
対象 | どなたでもお申込みいただけます。 | |
開講期間/開講日 | 講義実施日の次の水曜日9時00分~2023年11月29日(水)23時59分 ※全6回共通 | |
受講料 | 1回 1,500円(※第1回無料) ※お申込み後のキャンセル・払い戻しは、お受けできません。受講料のお支払いはクレジットカード(JCB・VISA・Master Card・American Express)払いのみです。 |
|
関連ファイル | お申込み・受講にあたっての注意事項 |
受付終了しました。