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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼

【1】[@京都][有料][申込不要]
    和太鼓ドン「第16回和太鼓ドン自主公演」


 和太鼓サークル「和太鼓ドン」の自主公演です。客席との距離が近いステージで、生の
 太鼓の音を楽しめます。秩父の夜祭を再構成したラストの演目は必見です!

 [日 時]2月21日(土)17:00開演(16:30開場)
 [場 所]京都FANJ
 [入場料]一般:1000円 学生:500円(全席自由)
      
 
 
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【2】[@長野][無料][申込不要]
    スキー部「第85回 全関西学生スキー選手権大会」


 スキーの関西学生王者を決める大会です!昨年度は男子総合3位、女子総合6位でした。
 上位目指して頑張ります!

 [日 時]3月6日(金)?3月11日(水)
 [場 所]野沢温泉スキー場
 [入場料]無料

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▼▼輝く学生インタビュー▼▼

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 第47回 輝く学生インタビュー
    2つの目標を立てる ?もっと強い自分に出会うために?
                 立命館大学スカッシュサークル 土肥 大智さん

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 このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介してい
 きます。

 今回ご紹介するのはスカッシュサークルです。スカッシュとは、4面を壁に囲まれたコ
 ートの中で、2人で交互にボールを打ち合うイギリス生まれのスポーツ
です。国際的に
 人気が高く、世界大会やアジア競技大会などでも採用されています。また、日本では19
 90年以降スポーツクラブを中心に急速に広まり、空手とともに2020年東京オリンピック
 新種目の最有力候補とされるなど、今後ますます人気が出ることが期待されています。

 インタビューに答えてくれたのは、土肥 大智さん(法学部3回生・奈良県出身)です。
 土肥さんは昨年10月に和歌山県で開催された「第33回関西学生スカッシュ選手権大会」
 で優勝を果たし、2014年度第2回立命館大学「学生部長賞」の一人に選ばれました。
 今回のインタビューでは、土肥さんが感じるスカッシュの魅力、その強さの秘訣に迫り
 ました。

 

 Q:立命館大学を選んだ理由は何ですか?

 中学生の頃、なんとなく「立命館」という文字のかっこよさに惹かれ、憧れを抱くよう
 になりました。その思いは高校生になっても変わらず、はじめから指定校推薦枠を狙っ
 て勉強と部活動との両立を効率良くこなすよう努力していました。
 ちなみに、小学生の頃から野球に取り組んでいて、地元・奈良の橿原高校野球部時代は
 主将を務めたこともあります。本気で甲子園出場を目指していた当時、県大会で敗退し
 たショックはあまりにも大きく、以来野球への情熱を失ってしまいました。それでも、
 ときどき野球に対して後ろめたい気持ちが出てきて、「なぜ僕は今スカッシュをやって
 いるんだろう」と思うこともあります。

 Q:辛いご経験があったのですね。
   では、そのような中でスカッシュを始めたきっかけを教えてください。

 野球はやめてしまったものの、せっかく念願の立命館大学に入学したので、何か新しい
 スポーツをやりたいと思っていました。やるなら真剣に、今からでも全国大会を目指せ
 るようなスポーツがないかと探していたときに出会ったのが「スカッシュ」でした。ス
 カッシュは大抵の人が大学から始めるため、みんなスタート地点は同じ、気軽にスター
 トすることができました。

  
 スカッシュの練習風景(エンジ色のユニフォームが土肥さん)

 スカッシュに取り組んでいる大学はそう多くはありませんが、その中でも立命館は関西
 大会のみならず、全国大会でも優秀な成績を収められた先輩が大勢いらっしゃいます。
 そんな常に上を目指す先輩方の背中に感じるものがあり、ラケットの握り方すらわから
 ないところから、私のスカッシュ人生が始まりました。そういった意味では、立命館に
 入っていなければ、おそらくスカッシュには出会っていなかったと思います。

  
 
メンバーが揃って着用している、立命館大学スカッシュサークルの2014年度版ポロシャツ

 Q:スカッシュとはどのような競技ですか?その特徴を教えてください。

 スカッシュは初心者でもラリーが続きやすく、誰でも簡単にできるシンプルなスポーツ
 です。テニスコートの4分の1のスペースでプレーを行い、「壁にボールを当ててラリー
 を続ける」という点が大きな特徴で、運動量はテニスの2倍と言われています。私の場合
 試合後は体重が1?2kg程度落ちます。
 スカッシュのポイントは「自分はコート中央の優位なポジション(※)を確保したまま
 いかに相手を振り回すか」です。壁をフルに活用し、次の展開を考えながら対戦相手と
 の駆け引きをする、実はとても頭を使うスポーツです。

 (※)スカッシュの専門用語で「Tポジション」という。


  
 (写真左)スカッシュで使用するラケット・ボール・シューズ。
       ラケットは130gしかないため、見た目より軽いのが特徴です。
 (写真右)スカッシュで使用するゴムボールはピンポン玉大の大きさ。このままでは弾みません。
       打つ回数を重ねていって球が温まってくると、弾みやすくなる特徴があります。


 
Q:スカッシュサークルでの活動を教えてください。
 現在約30名のメンバーで活動していて、今年4月でサークル創設25年を迎えます。サー
 クルとして特に決まった活動日は設けておらず、京都市内のスポーツジム「エル・スポ
 ーツ京都」のスカッシュコートで各々が自由に活動しています。また私を含め、メンバ
 ーの一部はエル・スポーツ京都でヒッティングパートナー(コート使用客の練習相手)
 を務めています。学生スカッシュの年間大会数は4?5大会ですが、私のように個人で大
 会にエントリーするメンバーは、社会人も参加する大会も含め10大会以上出場します。

  
 立命館大学スカッシュサークルのメンバーたち
  
 Q:OB・OGの方々から代々受け継がれていることはありますか?

 毎年、立命館が「関西学生スカッシュ連盟」の委員長を務めることが恒例になっていま
 す。関西学生スカッシュ連盟は現在8大学(※)で構成されています。そのなかでも委
 員長は組織のトップとして、試合の調整や協賛企業とのパイプ役など、大会の運営に携
 わります。私も昨年から今年にかけて委員長を務め、普段の試合だけでは学べない貴重
 な経験をさせていただきました。

 (※)京都ノートルダム女子大学・大阪大学・大阪市立大学・関西学院大学・神戸女学院
    大学・広島修道大学・名古屋大学・立命館大学の8大学


 Q:スカッシュの魅力を教えてください。

 よく「室内でやるテニスでしょ?」と言われがちですが、スカッシュにはスカッシュの
 魅力があります。
 スカッシュは、年齢や性別を問わず誰もが楽しめる「生涯スポーツ」です。体力や運動
 神経に自信がない方も、テクニックがあれば十分に良いプレーをすることができます。
 私自身、50代の方に簡単に負けてしまうこともあります。
 スカッシュがきっかけで老若男女問わずたくさんの方々と触れ合う機会ができ、自分の
 視野や考え方の幅が広がりました。今の自分の糧になっていると感じています。

 また、インドアスポーツのため、天候の影響を受けることも紫外線の心配もなく、一年
 を通じて楽しめます。短時間で効率的にカロリーを消費できるため、美容やダイエット
 を目的としてスカッシュを楽しんでいる方々もいらっしゃいます。

 Q:「第33回関西学生スカッシュ選手権」で優勝されたお気持ちをお聞かせください。

 大会前から、「ベスト4以上は当然」という周りからのプレッシャーがあったため、実
 力的には自分が勝っている相手でも、試合になると足の震えが止まらなかったり、厳し
 い戦いが続きました。結果的に優勝することができて、正直ほっとしましたね。

 
 
第33回関西学生スカッシュ選手権レセプションの様子。一番右が土肥さん

 Q:そんな土肥さんの「強さの秘訣」とは何でしょうか?

 実は私、サークルに入った当初はメンバーの中で一番下手でした(笑)。2回生の頃ま
 では試合で全く勝つこともできず、「自分はスカッシュに向いてない」と常に思ってい
 ました。でも、野球で培われた“負けず嫌い精神”がそんな自分を許さず、先輩やコー
 チ・プロの方々の指導を受け、毎日浴びるような量の練習をこなしました。それでも思
 うように結果が出ず苦しい日々を長く過ごしましたが、今だから「あの頃の努力が大事
 だった」と胸を張っていえます。

  
 第33回関西学生スカッシュ選手権 試合中の様子

 プロの方にご指導いただいた際に学んだことは「2つの目標を立てることが大事だ」と
 いうことです。1つは『頑張ったら叶えられそうな目標』、もう1つは『今の時点で叶え
 ることが厳しい目標』
です。『叶えられそうな目標』を持つことでモチベーションを上
 げつつ、普段の練習では『厳しい目標』を基準に考え、客観的に今の自分の位置を確認
 する。そうすることで「もっと強い自分に出会える」ということを、身を持って経験し
 ました。

 Q:それでは、土肥さんの今年の「2つの目標」を教えてください。
 関西大会で優勝した結果臨んだ「全日本学生スカッシュ選手権」はベスト32に終わり、
 とても悔しい思いをしました。関東はスカッシュ人口が多いため必然的にレベルも高い
 です。人より試合を多くこなし経験値を積んでいるつもりですが、まだまだ精神面が弱
 かったと反省しています。

 この悔しさをバネに、今年は『関西大会の連覇』と『全日本学生ベスト4』を目標とし
 ています。関西大会に照準を定めていては後者の目標には届かないので、関西大会連覇
 を堅実な目標としたうえで、常に自分のプレーが全日本で通用するかどうかを客観的に
 見るようにしています。

 Q:今ハマっていることがあれば教えてください。
 強いて言うなら、ダイエットです(笑)。全国大会であっけなく負けてしまった原因の
 ひとつは、お恥ずかしながら、自身の急激な体重増加が影響していると思っています。
 全国で通用するレベルになるために、もっと自己管理能力を高めていきたいですね。

 Q:サークルとして、または土肥さんご自身の今後の課題・目標を教えてください。
 やはり「スカッシュ」というスポーツがまだまだマイナーであることもあり、公認クラ
 ブとして認められず、どうしても資金不足に陥ってしまうところがサークルとしての課
 題です。道具代や試合のエントリー費・遠征費のほか、月々のジムの会費も発生するた
 め、辞めていくメンバーの9割方が金銭面を理由としています。
 立命館には、環境さえ整えば全国を狙えるメンバーがたくさんいます。私は、“立命館
 の強さ”を後輩に引き継ぐためにはまず自分が結果を残し、「スカッシュ」というスポ
 ーツを周りに理解してもらう必要があると思います。今後も公認クラブの昇格を目標と
 して、自分のためだけではなく、サークルを代表する気持ちで試合に臨んでいくつもり
 です。

 Q:スカッシュに興味を持っていただいた読者の皆様へ、レッスン情報を教えてください!
 「エル・スポーツ京都」にはスカッシュスクールがあり、子どもから大人までご参加い
 ただける様々なコースを設けています。私は小学生を対象としたキッズコース(毎週火
 ・水・木曜日/17:00?18:00)と、成人を対象とした初心者コース(毎週日曜日/10:
 30?11:30)を担当しています。また、お声がけいただければ練習にも対応させていた
 だきます。
 道具や靴の貸し出しもしているので、動きやすい服装でお越しくだされば、それだけで
 OKです!私だけではなく、立命館スカッシュサークルのメンバーもいます。みんな初心
 者からのスタートなので、是非お気軽にお越しください。私たちと一緒にスカッシュを
 楽しみましょう!

 

 「エル・スポーツ京都 スカッシュスクール」
のHPはコチラをクリック≫
 
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 いかがでしたでしょうか。

 「自分が成績を残すことで、こうして取材もしていただけた。
 全国に行って、もっとスカッシュに光が当たれば嬉しい」
 と前向きに語ってくれた彼。
 過去の苦い経験はなかなか消えるものではありませんが、
 スカッシュを通した彼のその成長は
 とても眩しく感じました。

 ぜひ、これからも応援をよろしくお願いします。
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▼▼編集後記▼▼

 1月23日(金)、球界の功労者をたたえる「野球殿堂入り」が都内の野球殿堂博物館で
 発表され、ヤクルトスワローズの黄金期を捕手として支えた古田敦也さん(1988年経営
 学部卒・兵庫県出身)
が選出されました。古田さんは本学卒業後、トヨタ自動車を経て、
 1989年ドラフト2位でヤクルトに入団。2007年、18年間にわたる現役生活を終えられま
 した。

 そんな古田さんがプロ入りを希望していた4回生の時。強肩巧打と評判が高かった古田
 さんは、ドラフト指名を待って記者会見場にいました。しかし、「眼鏡をした選手はプ
 ロで通用しない」と言われていた当時、結果はまさかの“ドラフト外”。この時の悔し
 さは当時の立命館大学関係者一同が自分のことのように感じ、今でも学内で語りぐさに
 なるほどです。

 しかしその後、古田さんが残された記録は数知れません。大学・社会人を経てプロ入り
 した選手で史上初の2000安打を達成。93年にマークした6割4分4厘の驚異的な盗塁阻止
 率は、今も破られていません。また、グラウンド外でも“闘う選手会長”としてストラ
 イキを敢行し、ファンの支持を得て球団削減の危機を救いました。「捕手としての評価」
 での殿堂入りは、野村克也氏と古田さんの師弟コンビのみです。

 古田さんは立命館大学の顔として、これまで母校のために一肌も二肌も脱いでくださっ
 ています。入学式をはじめ、イベントや講演会などで学生・生徒に向けて自身の経験を
 語り、エールを送っていただいたことは数知れません。引退後も様々なフィールドで新
 たな挑戦を続ける古田さんの益々のご活躍をお祈りしています。野球殿堂入り、本当に
 おめでとうございます!

 
 表彰式の際、古田さんは「眼鏡をかけて野球をやって
 こられたことが誇りだ」とお話されたそうです。
 写真は2005年に発行された校友会報「りつめい」の表紙。
 眼鏡が決まっていますね。

 (立命館CLUB事務局 堀井)



▼▼第66号読者プレゼント▼▼

 今回は「立命館チョコレート&ウェットティッシュ」2名様にプレゼントします。2月
 14日(土)の“バレンタインデー”にちなんで、日ごろの感謝の気持ちを込めてお届け
 します。

 

 プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/23(月)>

 【パソコンの方はコチラをクリック】
 
 【携帯電話の方はコチラをクリック】
 
 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記の
  うえ、立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。
 
 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

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▼第65号読プレ当選発表▼

 多数のご応募ありがとうございました。
 第65号の読者プレゼント当選者の発表です。 
 プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
 ★・問わず語りさん (岡山県)     ★
 ★・木村 浩治さん  (東京都)       ★
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

 次回のご応募もお待ちしています。

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 次回配信予定は2月27日(金)です。お楽しみに。
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