ニュース

台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)に訪問

    participation|

10月22日(火)、台湾・新竹サイエンスパーク内にある、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)に、半導体応用研究センター(以下、RISA)のセンター長である金子健太郎 総合科学技術研究機構 教授/RARAフェロー、副センター長である荒木努 理工学部 教授、そしてメンバーの三宅雅人 OIC総合研究機構 教授、藤田正典 立命館アジア太平洋大学国際経営学部 教授を含む、立命館大学、立命館アジア太平洋大学(APU)の関係者が訪問しました。

TSMCは、台湾に拠点を置く世界最大の半導体受託製造会社です。ファウンドリと呼ばれる半導体製造専業モデルを世界で初めて採用し、設計のみを行う企業からの受注を受けて製造を行います。特に最先端のプロセス技術で知られ、7nmや5nm、さらに3nmの製造技術でも世界をリードしています。TSMCの技術は、スマートフォン、自動車、AIなどの高性能半導体に活用され、AppleやNVIDIAなど多くの大手企業に不可欠な存在です。

当日は、TSMCミュージアムの見学とともに、人事担当の皆様に、立命館大学およびRISAの取り組みについて紹介し、TSMCから人材育成の取り組みなどをお伺いしたあと、台湾や日本における半導体人材育成や、半導体に関連する意見交換を行いました。

今後、TSMCのみなさまに、立命館大学やAPUに訪問いただくとともに、TSMCが実施しているインターンシップへの取り組みに本学学生が参加することなど、多様な連携をもつことができるよう、今後、お互いに情報交換を行っていくことが確認されました。

台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー訪問