【昨年度からの主な変更点】
①挑戦的萌芽研究を見直し、新たな種目「挑戦的研究(開拓・萌芽)」を設けました。(挑戦的萌芽研究の公募は行いません。)
一人又は複数の研究者で組織する研究計画であって、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを志向し、飛躍的に発展する潜在性を有する研究を支援するために、従来の「挑戦的萌芽研究」を見直し、新たな種目「挑戦的研究(開拓・萌芽)」を創設しました。
※(萌芽)については、探索的性質の強い、あるいは芽生え期の研究計画を含みます。
※他の研究種目と重複して応募することができる場合もありますが、応募する研究計画はそれらとは異なる研究内容に限ります。特に本研究種目は基盤研究等とは審査基準が異なり、上記のような挑戦的な研究課題を対象としている点に注意してください。
②基盤研究(B・C)審査区分「特設分野研究」に新たに3分野を設けました。
「特設分野研究」は、審査希望分野の分類表である「系・分野・分科・細目表」(別表を含む)とは別に
平成26年度公募より新たに設けられた審査区分であり、最新の学術動向等を踏まえて、新しい学術の芽を出そうとする試みを中心に、日本学術振興会の学術シ
ステム研究センターが候補分野を提案し、文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会科学研究費補助金審査部会において設定されるものです。
現行の細目では審査が困難と思われる研究課題で、特設分野に関連する幅広い視点から審査されることを希望する応募者に開かれています。
平成29年度公募では以下の3分野が設定されました。
・ オラリティと社会
・ 次世代の農資源利用
・ 情報社会におけるトラスト
③「系・分野・分科・細目表」付表キーワード一覧を一部変更しました。
文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会科学研究費補助金審査部会において審議した結果、細目「教科教育学」のキーワードの一部見直しを行いました。
④基盤研究(A・B)審査区分「海外学術調査」の審査希望分野を一部変更しました。
審査分野を変更し、理工系に「化学」と「環境学A」を同一の分野としました。この他、「人文学D」について、その応募内容を明確にしました。