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DXテストベッドプロジェクト 立命館スマートビルに係るデータ取り扱いガイドライン公開について

その他

2025.06.02

学校法人立命館では、社会でもルールが定まっていないスマートビルの運営・利活用の標準ルールの策定、企業・自治体が抱える社会課題をキャンパス内で実証、スマートビルで抽出されるさまざまなデータを利活用したサービス実証などを進めてきました。(※1)

この研究開発の中の一つとして、BIM等から抽出されるビル情報やフィールド層の機器、サービスロボット、利用者に識別子(ID)が定義されるデジタルインフラを整備してきました。また、そのうえで、新サービス創出を実現しようとする異なる運用者間でデータを共有・更新できるデータ連携基盤として、スマートビルプラットフォームを構築しています。また、このような技術基盤を社会に実装していくための「データの取り扱いに関するガバナンス・ルール(社会制度インフラ)」のあり方を提言すべく検討を進めてきました。

その成果として作成、実証を行った仮案の文書について、ガイドラインとして公開します。また、関連する一連の文書についても同様に公開します。

本ガイドライン等は固定的なものではなく、運用で得られる知見を反映し、継続的に更新・発展させることを前提としています。こうした継続的な改善を通じて、実証実験の成果を社会へ還元し、産官学の連携を深めながら、社会実装の着実な推進を目指します。


(※1)
同実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/人・ロボット・システムを有機的に結合するスマートビル基盤に関する研究開発/新サービス創出に向けたデータ連携基盤」の一部として実証を開始しました。


(ガイドライン及び関連文書)

  • 立命館スマートビルに係るデータ取り扱いガイドライン
  • スマートビルサービス提供に係るビルデータおよびパーソナルデータ管理・取扱手順
  • 立命館スマートビルに係るデータ取り扱いポリシー
  • 立命館データプラットフォーム データ利用規約
  • 立命館データプラットフォーム 利用者規約