先輩!キャリアを思い描くきっかけは何でしたか?

今年就職活動終えた6名のジュニアアドバイザー(JA)から、
自分のキャリアを思い描くようになった「きっかけ」について聞いてみました!

「学内の就活イベント」がきっかけに

木村 凌さん
(国際関係学部4回生)
総合商社に内定

僕は、子どものころから好奇心旺盛であり、また洋楽や洋画が好きでそれらを通して海外の世界に触れ、将来は広い舞台、つまり国際的なフィールドで活躍したいと考えていました。国際関係学部での学びやニューメキシコ大学への交換留学、フィリピンでの海外ボランティアを経験したことも、世界に目をむけた要因となっています。ボランティアでは支援した地元の人々のイキイキとした笑顔をみると嬉しくなる反面、自分がやっている支援は限られた人や地域であって、世界にはもっとたくさんの課題があり、それらを解決していくためには、根底にある問題に取り組んでいかなければならないと感じました。自分の無力さを痛感しましたね。

就職活動は、キャリアセンターのイベントに参加していくにつれて真剣に考えるようになりましたが、それまでは具体的に考えていませんでした。大学内で行われたある商社のワークショップの参加をきっかけに、僕は「自分のやりたいこと」に出会いました。アフリカで淡水化プラントをつくる事業の話を聞き、さまざまなアクターを巻き込んで何十万人の人々の生活に大きな影響を与えられる商社ビジネスに面白さを感じました。そのとき、「商社で働きたい」と考えるようになったのです。正直、商社パーソンのかっこよさに惹かれたところも大きいですね。

エントリーシート作成がピークになる時期、「本当にこの会社を受けたいか」、「どんなことをしていきたいか」と自分に問い続けることで、「地球社会の発展に貢献し続けたい」という自分の生き方の信念が鮮明になってきました。また「どのような環境で働きたいか」と考えながら、「人間味」を重視し企業を選んでいきましたね。

今日のグローバル社会は、隣国で起きている問題は無視できません。日本国内のみならず地球規模の世界に貢献することで日本の貢献にもつながればいいなと考えています。

将来の夢

国や地域、事業といった壁にとらわれることなく、一生懸命に働きながら生きていきたいです。まずは、営業をしっかり一人でこなせるようになることが今の目標ですね。

在学生のみなさんへ

夢を持つことも大切ですが、まずは「生きていくうえで大事にしたいこと」をみつけて欲しいですね。その人らしい想いや信念が、それぞれきっとあるはずです。これまでの人生で直面した選択において、自分の想いが潜んでいます。その想いを探り向き合うことで、自分の信念や軸に出会うはずです。夢はその先にあるのではないでしょうか。
将来(夢)を考えるためにも、こうした自分自身のことを深く知ることが重要だと思います!

就活必勝アイテム

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